Preludia - Unofficial website for Rafal Blechacz

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2015年2月25日水曜日

音楽〜人生で最も美しいもの

「集中してコンサート活動に打ち込む10年でした。(...)忙しいけれど、幸せな時を過ごしました。」
ショパンコンクールの優勝からの10年を振り返るラファウ・ブレハッチ。

「幸いなことに、音楽がいつもそばにありました。これは人生で起こりうる、最も美しいことでした。音楽は自分を裏切らず、傷つけず、人生のどんな時にも、一緒にいてくれました。」

プレスリリース (Wyborcza.pl)

pics


ポーランド大統領府のプレスリリース

iPhone だと、トップページに飛ぶようなので、こちらがURLです。
http://www.prezydent.pl/aktualnosci/ordery-i-odznaczenia/art,1423,order-odrodzenia-polski-dla-rafala-blechacza.html



オケのFBでも



2月24日、ラファウ・ブレハッチはワルシャワで5年ぶりの演奏を行いました。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番ハ短調。

演奏:ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ヤチェク・カスプシク

program page

演奏会の前半は、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」
休憩をはさみ、後半にブレハッチが登場しました。

ピアノ協奏曲の後、喝采にこたえて、アンコールを2曲。
ベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」から2楽章
そして、あの、ショパンのマズルカ作品56-2


演奏後、ブレハッチは、ポーランド復興勲章(騎士十字勲章)を授与されました。ポーランドの文化・芸術・国際交流等で功績のあった人が受ける勲章とのことで、大統領の代理として、大統領府のJacek Michałowski 氏から受け取りました。演奏会には、大統領夫人が出席なさったとのことです。


Jacek Marczyński氏のレビュー、Rzeczpospolitaに掲載

(.....) このピアニストは常に古典様式の規律を守り、感情に流されることはなかった。ラファウ・ブレハッチのピアニズム において、おそらくこれが最も重要な特徴なのだと思う。彼は変わったことや予想外のことをして、聴き手を驚かせるようなことは全く好まない。(.....)


下の写真は、演奏会をききにいったポーランドのファンの方からのプレゼントです。素晴らしい演奏でした、と。
前回11月のポズナンも行かれた由。



























2015年2月20日金曜日

ウィーンコンツェルトハウスにて

ウィーンコンツェルトハウス (大ホール) にて、2015年2月16日
バッハ、ベートーヴェン、ショパンのプログラム。
アンコール:ブラームス間奏曲作品118-2、ショパン前奏曲作品28-7


photo credit: Klassikblog.com
 Katharina Wappel氏によるレビュー、Wiener Zeitung紙
"Pathetique, soulful beauty"


***
ウィーンでは、去年5月に学友協会で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を、ウィーン交響楽団と3日連続で演奏しました。ウェブ放送を聴かれた方も多いことでしょう。RBは、「この名声あるホールで、ウィーン交響楽団・指揮のアルティノグルと演奏できて、本当に嬉しかったし、聴衆の反応もとてもすばらしく報われる感じがした。」とのことでした。

ウィーン在住の葉っぱさんのブログ(5/14)  (5/16) 
(面白い・・)

葉っぱさんが書いている、楽章の間に拍手が出てしまったら演奏家はどう感じる?という部分、RBの場合ですと、確か前々回の来日中、ショパンのワルツ作品34の時に、1曲目のあと勢いで拍手が出てしまったこと、何度か見た記憶があります。彼は立ち上がって軽く会釈していたと思います。切り替えて集中しようとしたのかな、と思ったりしました。彼の集中力が凄いため、1曲が終わっても拍手できない場面もありました。
本番でなく、某国で公開リハの時、曲はショパンの2番でしたが、楽章が終わるごとに盛大な拍手が起きていました。ポーランド系の方もたくさんいて、温かさに満ちた雰囲気でした・・・


同じウィーンでも、コンツェルトハウス大ホールでの演奏は、2010年12月以来5年ぶりでした。前回はショパンのコンチェルト第1番を演奏。生気あふれる演奏だったと記憶しています。大ホールでのリサイタルは、今回が初めてでした。(2007年に小ホールでデビュー)。

Konzerthaus, Dec. 2010
RBの名が異様に大きい(^_^)







2015年2月5日木曜日

英国、スペイン、ルツェルンでの演奏会

ラファウ・ブレハッチの、2015年に入ってからの演奏会記録です。

1月8日
ロンドンウィグモアホールにてリサイタル。ロンドンのソロリサイタルは2010年12月のエリザベスホール以来、ウィグモアホールは2009年4月以来、とても久しぶり・・。

「ベートーヴェン好きの皆さん、好きな演奏は数々あるけれど、ブレハッチの悲愴は比べ物にならない。次元が違うのよ。」ツイッターより (Suzannah Lipscombさん)

Poised and elegant pianism from Rafal Blechacz 
在ロンドン音楽ライター後藤菜穂子さんの演奏会レビュー。
後藤さんは2007年のRB来日パンフレットに、同年春の彼のウィグモアデビューのレビューを執筆されました。思い出に残るレビューでした。

聴衆の方が撮った写真

アンコール: Brahms’s A major Intermezzo Op 118 No 2.
.

from my trip there in 2010















ロンドンの後、英国の2ヶ所でリサイタル。ともに、小規模ながら、音響と雰囲気の素晴らしい会場だったそうです。

1月13日 サザンプトンのターナー・シムズ・コンサートホール  

1月15日 ケンブリッジ大学のペントハウス・カレッジ・シアター 

photo credit: Chopin Society UK

1月29、30日は、スペインのパンプローナにて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37を、ナバーラ交響楽団と共演しました。指揮は現在同オケの音楽監督を務めるアントニ・ヴィト。ヴィトとの共演は、ワタシの記憶が正しければ、2012年5月のプラハでの、ベートーヴェン4番以来…。ヴィトは自分にとってガーディアン〜守護神と、以前インタビューで語っていたことも。

 会場のBaluarte
 program page

photo credit: Orquestra de Navarra, アンコール2曲。
オケのツイッターより、別の写真

演奏を賞賛するレビュー by J. Óscar Beorlegui. 
"Brilliant pianist and magical conductor"


2月4日、ルツェルンにて、ルツェルン交響楽団と、モーツァルトピアノ協奏曲第24番ハ短調を演奏しました。指揮はジェームズ・ガフィガン。2012年12月に、やはりLSOと、ベートーヴェン2番で共演しています。

大好評だった前回のルツェルンでの演奏を、昨年RBがギルモアアーチスト賞を受賞した際、審査員の1人であるLSOの芸術監督が語っていた記事を思い出しました。LSO側のたっての願いで、彼との共演が実現した、といい、ブレハッチ氏の協調的な態度に感銘を受けたという。。

”いきなり現れて、「僕はこのコンチェルト得意だから。いい演奏会になるね。」というのではなく、「皆で一緒にこの音楽にとりくもう。一緒に曲を理解して、僕たち独自の解釈をつくっていこう。」と考えるソリストに出会うのは、好ましい”。
NYタイムズ、2014年1月)。

同じプログラムが5日にも行われます。5日は演奏会のあと、ブレハッチのソロリサイタルも予定されています。オールショパンブログラム。










「ありがとう、LSOとラファウ・ブレハッチ。今週はシューマンとモーツァルトで心洗われるようだった。」(指揮者のジェームズ・ガフィガン


コンサートのレビュー by Neue Zurcher Zeitung紙
"Perfect Balance - The pianist Rafal Blechacz in Lucerne".
有料です。


** 放送予定
2月8日20時より(イリノイ時間)、ショパンのスケルツォ第3番等。2014年ギルモア国際キーボードフェスティバルより。