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2013年7月3日水曜日

ラファウ・ブレハッチのリサイタル@エッセン (エフゲニー・キーシンの代演)でレビューが2つ出ました。




Halterner Zeitungに掲載された、Klaus Stüblerによるレビュー

エフゲニー・キーシンの突然のキャンセルで、完売+追加でステージ上に用意された200席、合計2000人のお客さんのうち、5人に1人は払い戻しをしたこと(それでもほぼ満席ですね)、しかしラファウ・ブレハッチの優れた演奏で、演奏会が救われたこと、とりわけショパンの演奏に高い評価が書かれています。キーシンは指を痛めたようで(lädierter Finger)、2日前の6月29日に、ラファウ・ブレハッチとの交代が決まりました。6月30日はラファウ・ブレハッチの28歳の誕生日でしたが、エッセンへの移動日となりました。



derwesten.deに掲載された、Martin Schrahn によるレビュー

タイトルは、「ピアニストのラファウ・ブレハッチ、ピアノ・フェスティバルを苦境から救済」

「(.....) 不幸中の幸い:ポーランドのラファウ・ブレハッチ、あの2005年のワルシャワのショパンコンクールの目覚しい覇者が、この緊急事態の救世主となった。そして彼の演奏は、惜しみない喝采で報われた。」

「(.....) ブレハッチに関しては(有名ピアニストの代役を務めることで一躍脚光を浴びることとなった、他の若手ピアニストとは)若干異なる。ショパンコンクールの勝利で、彼はすでに名声を得て、世に知られて既に長く、このピアノ・フェスティバルも4回目の登場になる。この28歳の演奏を何回か聴いたことのある人であれば、彼の演奏が円熟味を増していることを知っているだろう。ベートーベンのソナタ第7番がそれを物語っている。今回エッセンで、ブレハッチはこの曲を激しい動作で演奏したが、繊細な音の創造者としての側面もみせた。」

「(.....) しかし、ブレハッチの音色は、ショパンの世界に深く根付いているようだ。ピアニストはサロン的な性質は絶対的に避け、テンポを遅らせることによるごまかしは頑として否定した。代わりに、私達は素晴らしいドラマを聴き、ポーランドの苦しみを映し出す、この作曲家の心情を見ることができた。ノクターンはブレハッチの手によってつらい夢のように作用した。”軍隊ポロネーズ”は刺々しい挑戦、作品63の3つのマズルカは、暗闇のささやきと英雄的態度の間を行き来した。そして、スケルツォ第3番の閃きのヴィルトゥオーソ。似つかわしい、憂鬱な感情が揺らめいた。」


** エフゲニー・キーシンの1日も早いご回復を、心から祈ります。

キーシン氏は、7月5日のコルマール、15日のモンペリエ、20日のラロックダンテロンでのリサイタルもキャンセルし、それぞれ代わりのピアニストが代演とのことです。(ロマノフスキー、コロベイニコフ、ベレゾフスキー)(7月18日追記)


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