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2013年6月21日金曜日

ブレハッチ、6月の演奏会から

ラファウ・ブレハッチの、6月の演奏会のまとめです。シューマンのピアノ協奏曲の後、3回演奏会がありました。

■ 8日 イタリアのブレシアにて、リサイタル

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大喝采とブラボにこたえ、アンコールを2曲(ショパン)

bresciaoggi.itに掲載されたレビュー
「・・・ラファウ・ブレハッチが聴衆に示したピアニズムは、際立った音楽性、自発的・直接的なアプローチ、音の色彩を入念に整えたうえでの熟成した音を創りだす能力に特徴づけられる。ここに、ラファウ・ブレハッチが放つカリスマの雰囲気が感じられる。・・・」




■ 13日、パリのサルプレイエルにて、リサイタル
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拍手が全く止まず、彼はアンコールを3曲弾きました。(ショパンのワルツ、プレリュード、ベートーベンのソナタop2-2よりスケルツォ)


■ 20日 ベルリン・フィルのコンサートマスター、ダニエル・スタブラヴァと、室内楽演奏会 @ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール

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Johann Sebastian Bach:  Sonate für Violine solo g-Moll BWV 1001
Eugène Ysaÿe:  Sonate für Violine solo e-Moll op. 27 Nr. 4
Claude Debussy:  Suite bergamasque 

Wolfgang Amadeus Mozart:  Sonate für Violine und Klavier F-Dur KV 376 *
Karol Szymanowski:  Sonate für Violine und Klavier d-Moll op. 9 *

本当に美しいコンサートだったそうです。アンコールは、ブラームスのバイオリンソナタ第3番より、アダージョ。*















ポーランドラジオ国際局のプレビュー(ドイツ語)
ニュースのオーディオファイルがついていますが、後半にブレハッチのインタビューの声が入っています。(ポーランド語で、ドイツ語の通訳ボイスオーバー)


Der Tagesspiegelに掲載されたレビューl
by Isabel Herzfeld

「同国の作曲家シマノフスキの作品を復興することは、ポーランド人ピアニストラファウ・ブレハッチの心からの願いだ。室内楽を探求するため、彼はダニエル・スタブラヴァという適切なパートナーを見つけた・・・・」


Morgenpostに掲載されたレビュー
by Felix Stephan

「挑発や対決をしないピアニスト
ラファウ・ブレハッチが、バイオリニストのダニエル・スタブラヴァと共演

(.....) その後、ラファウ・ブレハッチの澄み切ったノーブルな音色がほっとさせてくれた。
若いポーランド人で2005年のショパンコンクールの覇者は、ドビュッシーのベルガマスク組曲を極めて熟考した趣ある演奏できかせるため、これこそが良いのだと得心してしまう。ドビュッシーの、全く別の弾き方が好きであっても、である。ブレハッチは今も、中道を行く演奏家であり続ける。挑発や対決をしない、真摯なアーチスト。感情的になりすぎずに、曲の真髄にすっと入り込む。見かけは15歳の模範的な生徒がスタインウェイの前に真面目に座っている感じ。しかし、永遠の英知でその楽器を奏でる。

第2部で、彼は同じポーランド人のスタブラヴァとデュオで演奏した。モーツァルトのソナタヘ長調KV376では、全く対照的で矛盾さえ感じさせる2人だった。スタブラヴァは、ブレハッチの流麗なカンティレーナをエスプレッシーボに変え、愛らしい会話を憂鬱な雰囲気で受け止めた。(.....) しかし、シマノフスキのソナタop9、今宵のハイライトでは、2人は同じ方向へ、大胆に熱意に満ちて進んだ。このポーランド人の作曲家の初期の魅力的な作品が、ほとんどコンサート会場できかれたことがないとは、信じ難かった(.....) 」