Preludia - Unofficial website for Rafal Blechacz

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2013年12月30日月曜日

Memories


photo credit; marcoanelli.com/gestrures-of-the-spirit/


いくつか前の記事にも書きましたが、本格的な音楽愛好家の方々にこのピアニストの演奏を聴いていただくことが、私のやりたいことのひとつでした。もうひとつ、インタビューでもレビューでも、彼に関する正確な情報を提供して、彼と彼のファン達の役にたちたい、という思いもありました。

この目標は、ある程度、達成できたと思っています。そのために自分が使ってきた膨大な時間とエネルギーや、予期せぬ良くないことも起こったことを思うと、自分がやってきたことが本当に正しかったのか、とも思います。

しかし、まずは、できたことに対して満足しようと思っています。
ラファウ・ブレハッチ氏も、ますます人の心の糧となるような演奏をするような大きな演奏家になっていかれますように、と、静かに祈っています。


PS (1月9日追記)
ラファウ・ブレハッチ氏は、4年に1回、優秀かつ有望な演奏家に贈られる2014年Gilmore Artist賞を受賞しました。コンクールとは異なり、かなりの期間をかけ、欧米の審査員が演奏会や録音を聴き、本人にインタビューするなど秘密裏に審査し選出する、権威あるこの賞のこれまでの受賞者には、レイフ・オヴェ・アンスネスやピョートル・アンデルシェフスキといった名演奏家が名を連ねます。1月8日午後17時半(米国東部時間、日本時間9日朝7時半)より、ニューヨークでの受賞記念の演奏やインタビューがTVで生放送されました。静かにしているつもりでしたが、ファンや関係者の方からさまざまなご連絡をいただき、記念に記しておきます。彼がインタビューで述べているように、ミシガン州で開催されるギルモア音楽祭は、彼が2008年春に米国デビューをした、記念すべき場でした。あの時演奏した、モーツァルトも演奏されました。来日公演でも感じましたが、随分変わりました。感慨深いです。

こちらのリンクで、NYのGreene Spaceで行われた、受賞記念の演奏・インタビューのビデオを見ることができます。

こちらは、公共放送NPRとのインタビューです。(audio)


受賞を伝えるNYTの記事です。読み物としても大変興味深い、読み応えのある内容です。
努力していると、人生はこんなふうに開けることがあるのだ、という実例を目にした思いです。

今回審査員の目をひくきっかけとなった、2012年10月のNY州スケネクタディ郡でのリサイタルは、日頃彼の活動をフォローしている私からみても、非常に地味で小さなイベントだと感じていました。(スケネクタディ:Schenectadyの読み方をアメリカ人も知らず、人にきいてわかったという。)ネット上での事前の広報は、学内向けのお知らせ以外はゼロでした。

会場の大学の楽器は1979年製で、調律師の方が非常に苦労してなんとか演奏会に耐える音に仕上げたそうです。演奏会前の数日はお天気もどんよりと曇り、ポーランドからご一緒なさった妹さんが風邪をひいたとか。
しかし演奏会は素晴らしく、お客さんはとても感激したそうです。私も演奏の映像を少し見る機会がありましたが、彼は、いつもと変わらず、真摯に演奏していました。もちろん、ギルモアの関係者がじっと観察していたことなど、全く知らなかったわけです。

演奏会で遭遇した楽器というと、アメリカだけでも記事が書けそうです。いつか機会がありましたら。。

アメリカでのプロモも、今後は円滑に進むといいなと願っています。


2013年12月26日木曜日

彩の国でのリサイタル(2)

ラファウ・ブレハッチのさいたまでのリサイタルを聴いた方からのメッセージです。
演奏会があった翌日に頂いていたのですが、私が多忙を極めており、今日まで開くことができませんでした。遅くなって申し訳ありませんでした。


**********
こんにちは、初めまして。

私はこれまでほとんどクラシックのコンサートを観たことがないのですが、昨夜は家族に強く勧められて渋々ブレハッチのコンサートに出かけました。もちろんブレハッチを観るのは初めてです。

これまで数回、足を運んだクラシックのコンサートは、どれもひどい後味のものばかりでした。もちろん、私に音楽を楽しむための基礎教養が無いからだと思います。しかしそれにしても、観賞後に嫌な気持ちなるくらいなら、音楽のコンサートなどにわざわざ出かける必要はない、と考えていました。

そして昨夜ですが、ホールを出て帰宅するにいたって感動は大きくなるばかりです。アンコールの曲の最後の音が消えた瞬間のまま、時間が留まっているかのようです。

昨夜のコンサートは一生忘れることはないでしょう。 思うに私は、昨夜、初めてクラシック音楽のコンサートを知ったのだと思います。

確かにクラシック音楽の基礎教養があれば、コンサートをより楽しめるだろうと思います。しかし、昨夜のブレハッチのコンサートを体験して理解したことは、芸術の感動はどれも同じ本質に属しているということです。そしてその本質は音楽の基礎的知識を越えたところにあるのだと思います。

私は芸術全般をある程度は愛していますが、その中でピアノ音楽はなんと、はかないものでしょうか。音楽を聴き終えた瞬間、自分が何を体験したのか理解できないうちに、手のひらからさらさらと消え落ちて無くなってしまうような気がします。演奏途中も、咳払いひとつで壊れてしまうような非常にもろい城を築くように感じました。

しかしそのようなあやうさにも関わらず、やはり私が今日経験したのは、芸術の本質であったと思います。

モーツァルトのソナタのアンダンテ、ロンド。そしてベートーヴェンのソナタのラルゴ、メヌエット、ロンド!古風な典雅とコンテンポラリーに現前するむきだしの美!

これの他に何が必要なのか、と思いました。これがこのまま留まってくれれば、自分はもうモーツァルトとベートーヴェンは聴かなくてもいい。

ポロネーズ第4番:OP40-2、そしてスケルツォ第3番:OP39!!
中低音のフレーズが現前させる精神の伽藍!
そして空の高い場所から啓示と祝福が降り注ぐスケルツォ…!!

悲しいかな、音楽の素養がないばかりに、自分が昨夜聴いたものを記憶に留めるすべがありません。もうほとんど何も思い出せません。しかし、おそらく一生忘れることはないであろう、あの響きを体に感じ続けています。ホールの壁面に沿って立ち上がる響きの伽藍。その響きの感覚が今もずっと残っています。忘れることは無いでしょう。

こんな幸福な体験をして、まだ自分が生きているのが不思議なほどです。

素晴らしい、という言葉があまりに陳腐で何も意味しないほどの体験でした。しかし今日からは、日常生活という天罰(?)が下るのですから、釣り合いは取れているのかもしれませんね。

突然、長文の舞い上がった内容のメッセージをお送りしてしまい申し訳ありません。せめて誰かにつたない感想を聞いてもらわなければ、本当にあの記憶が無くなってしまいそうに感じて、書きなぐってしまいました。ご放念いただければ幸いです。

ブレハッチのファンサイト運営を陰ながら応援しています。

*****
私が初めて彼の演奏に触れたときは、もっと漠然とした、あるいは稚拙な言葉でしか、その感情を表現することができませんでした。にもかかわらず、誰かにそれを伝えたくて、CDサイトのレビューに夢中になって書き込みをしていました。

今回、私はさいたまの演奏会に行くことができませんでしたが、非常に多くの方々の鑑賞記を拝見することができ、音楽という抽象的なものを言葉で表現することのむずかしさと、素晴らしさの両方を実感しました。予想していなかった感動がありました。それは、SNSやブログを使って伝え合うということをこの数年間やってきての実感でもあります。多くの音楽やアートの愛好家の方々との交流は、おおきな財産となり、心の深いところに残っています。

メッセージありがとうございました。もしお名前を掲載してもよろしければ、ご一報いただければ幸いです。

*****
上記の方が購入したチケットは、さいたまの、最後の1枚だったそうです。
さいたま芸術劇場さんが、「残り1枚となりました。」とツイートしていたのは12/15でした。その数時間後に完売しました。
やったー、とひとりで喜んでいました。
(その後、関係者席の関係で、当日券が2枚出ました。これも即完売。)

今回は、東京2会場が早々に完売となり、
さいたまも2月同様完売にしたい・・・と、私はなんだかむきになってあれこれ頑張ってしまいました。
このピアニストは、満席になると、より一層集中力が増すようだし、というのは、私の勝手統計によります。毎回、ジャパンツアーの最後の演奏会が、一番素晴らしい、ということも。
(12月28日追記)




2013年12月19日木曜日

ラファウ・ブレハッチの公式ウェブサイトがリニューアル・オープンしました。

ブレハッチ氏の監修のもと、作り直しているときいておりましたが、なかなか斬新なデザインです。未発表の写真等も含まれているようです。
制作者がわざわざ連絡をくださいました。あなたのサイトで使っている写真はリンク先が変わりましたよ、と、ご親切なことです(笑)。あとで見直してみます。

Blechacz.net


2013年12月18日水曜日

彩の国でのリサイタル

ラファウ・ブレハッチの、さいたま芸術劇場でのリサイタルに行かれた、音楽愛好家の方男性、30代:推定)のツイートを、コピペさせていただきました。
演奏会の様子が臨場感を持って伝わってきます。
彼は、音楽を愛し、音楽とともに生き、頻繁に演奏会に足を運び、毎回この分量と密度でレビューツイートをなさっています。こうした本物のクラシック音楽ファンの方に彼の音楽を聴いていただくことが、私のやりたかったことでした。

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最近プログラムは期待しないように当日パンフレットで最終のものを確認するようにしてるが、今夜はショパンを前半に持ってきてドイツものを後半に持ってきたほうが締まるのにと一瞬思ったが、よくよく見たら調性まで考えてしっかり選ばれ並んでることが判る。最後は大好きな嬰ハ短調というのも嬉しい。

ラファウ・ブレハッチピアノリサイタル終演!そして今年初めのインフルエンザからヤキモキさせたリベンジ日本ツアーも無事に終了。いつまでも聴いていたいピアノだった。彩の国の聴衆も心からのスタンディングオベイション。幸せな時間だった。

さて昨夜の彩の国の音楽ホールでのラファウブレハッチ。言わずとしれた前々回のショパン国際コンクールの覇者。ポーランド人としてはクリスチャンツィメルマン以来だと話題になった。優勝後すぐの来日リサイタル以来だ。

この親密な空間は勿論平日夜公演に関わらず完売。5分押しでステージに現れたブレハッチは変わらずぎこちない(緊張してるのか体が固いのか)歩みでスタインウェイの前へ。 

まずモーツァルトの二長調ソナタ。序奏の和音からして全く重い響きにならない。タッチも手に羽根が生えているかのように軽やかでフォルテピアノを転がしてる菊池洋子のピアノのようだというのが第一印象。 

このシンプルなソナタを緩急素晴らしく音楽の流れを感じながら踊るように弾くブレハッチ。3楽章では休符を思わず左足を踏み鳴らして勢いをつけるなど。カデンツァではホールの残響までコントロールしてその美しい音色を聴かす。全く隙のない、音楽に対してとてもデリケートな性格が窺われる。 

見事なモーツァルトを弾き終え袖に戻ったかと思いきや瞬時にステージにピアノ前に座り集中する。ベートーヴェンも同じ二長調ソナタ。それを意識してモーツァルトからの流れを止めない配慮だろう。  

そして弾き始めたプレストから鳥肌が立った。モーツァルトのような同じタッチや乗りで予想してたが、まさにベートーヴェンの音楽だ。モーツァルトの時も見られたが、展開部に入る直前の終止に鍵盤を2、3度圧してヴィブラートをかけているのか音の長さを感じているのか。印象的。

2楽章は噂通り、いやそれ以上悲しみ(メスト)を感じる演奏だった。しかも深い。ベートーヴェンが作品10でこんな境地に達していたなんて驚き。まるでショパンの葬送行進曲に近い重さ。

ショパンのは中間部に光が射すように救いの長調が現れるがベートーヴェンのそれはなかなかはっきり形にならない。しかしそう響きを感じることができるほどブレハッチは調性感を意識している。やがて高音に流れるような美しいモチーフが現れるが、短調が徐々に力を持ち、音量を上げクライマックスを築き上げていくようはまさにベートーヴェンの巨大さを感じたし、スビトピアノもデリケートで今夜で最も感動的なシーンだったかな。 

3楽章はとても短くも面白いメヌエット、4楽章もカデンツァ部分(ほんの数秒)の音の響きの美しさが際立っていた。 

休憩を挟み、後半はショパン一色。でも夜想曲10番変イ長調の中間部、頂点へ一気に畳み込んでゆくのは素晴らしく立体的だったし、

確かそのまま弾かれたポロネーズイ長調とハ短調。特にハ短調はその魅力を初めて知る。コーダの最後の頂点の和音を決め両手を流しての、ゆっくりと終止和音を弾く。かっこいい。 

その後一旦袖に戻り、ステージに呼び戻されても一礼して袖に。長めの休止を取り、ステージに。作品63のマズルカ3曲をピアノの前でゆっくり集中して弾き始める。ペダルをたっぷり和音の響きを聴かせながら美しい舞曲を聴かす。

こんな素敵なマズルカはアンデルシェフスキで聴いた以来かな。彼くらいでしか聴けないと思っていた。ブレハッチの希望である全曲録音は是非ライヴで。その収録に立ち会いたいな。

嬰ハ短調のマズルカで終わり、ブレハッチは立たずに最後のスケルツォ嬰ハ短調を弾き始める。もう何も言うことがないスタイルも音の粒の質も流れも全てが完璧なスケルツォだった。圧巻で思わずブラヴォが出てしまった。 

1階席からでは恥ずかしいのであまり声をあげることはないのですが。これで2040。え?まだ2時間経ってないの?とコリヤブラッハーの無伴奏の時を思い出したが、満足よりももっと聴きたい!という感覚。

でもブレハッチはアンコールに技巧的な派手な曲は弾かず、余韻を楽しんでください風な短い3曲。焦らすなぁ(笑)また次回の来日が楽しみ。 

ブレハッチはこれから何処へ行こうとしているのか心配している声も見掛けたが全く問題ない。彼には今モーツァルトの惹かれているのならそれを究めればいいし、

今までそんな魅力を感じなかったベートーヴェンの初期ソナタから作品の本質を引き出すのだから是非ソナタ全曲をライヴと録音で取り組んでほしい。

僕の恩師はまずハイドンを弾けなければオケの技術は上がらないよと。ボッセ先生も同じ考えだったし、ラトルもハイドンを知らなければストラヴィンスキーを理解できないよと語るように。バッハから古典派の作品を知ることはとても重要だと実感したブレハッチのリサイタルだった。


  コンクール優勝なんて通過点に過ぎないのだから。でも話が面白い人とショパンを弾ける人はもてるなぁ(笑)だからじっくり選んでほしい。 

2013年12月12日木曜日

「私はポーランド人であることを誇りに思います。」 ブレハッチのインタビュ-(podcast)

イタリアのradio.rai でのインタビューを、podcastできくことができます。

最新アルバムについて、ポーランドでの生活、来年は古典派レパートリーに注力すること、モーツァルト・バッハとショパンとの関係、ベートーヴェンとショパンの比較、ルバートとは・・・など、興味深い内容です。ラファウ・ブレハッチの発言はすべて英語でそのままきけます。様々なアルバムの曲をきけるのも懐かしいです。

radio rai


*****
12/14オペラシティでのリサイタル、関係者席が若干枚放出になります。
12月12日の午前10時から、ジャパンアーツぴあさんが発売します。
関係者席ですので、良席だと思います。

ジャパンアーツからのお知らせ

ブレハッチ氏は、10日火曜日に無事来日したとのことです。

その翌日、音楽の友の取材を受けるラファウ・ブレハッチ



2013年12月2日月曜日

「世界の車窓から」で、ポーランド。12月2日から。

「果てしなく広がる空と大地 平原の国ポーランド周遊の旅」

テレビ朝日ウェブサイト

ポーランド政府観光局さんのブログより

2013年11月2日土曜日

ハールレムでのスタンディング・オベーション

11月1日、ラファウ・ブレハッチはオランダのハールレム・フィルハーモニーホールでリサイタルを開きました。素晴らしい演奏にスタンディング・オベーションとなり、彼はアンコール1曲で感謝しました。次のリサイタルは、10日、アムステルダムのコンセルトヘボウにて。

プログラムサイト





ハールレムの風景

2013年10月28日月曜日

BBC ラジオ3で評価

ラファウ・ブレハッチの「ポロネーズ集」が、BBCラジオ3の番組のディスク紹介で取り上げられ、良い評価を得ています。


BBCラジオ3
オンデマンドであと6日きけます。
(ロンドン在住の音樂ジャーナリスト後藤菜穂子さんからの情報です。)

ブレハッチのCDについては、02:18:37から。
「素晴らしい演奏家。」「ショパンの演奏家としての評判を裏付けている。」

** 後藤さんが、ブレハッチの2007年来日のパンフレットに記事を書かれたのを覚えていらっしゃいますか?彼のウィグモアホールのデビューについての記事で、これは私が彼のピアノのファンになるきっかけのひとつになりました。





2013年10月23日水曜日

レコード芸術11月号で優秀録音に。

レコード芸術11月号に、もうひとつ、「ポロネーズ集」の記事がありました。

今月の優秀録音のページです。(P151)

(一部抜粋)
「・・・・演奏空間の響きを豊かに取り込んだピアノは、明るくのびやかで独特の魅力を聴かせる。音のぬけのよさと透明感の高さは、今日の録音としての条件と魅力を両々具えているのも見逃せない。これが今月のベスト。」

by 神崎一雄氏


特選盤のレビュー

*****
毎日新聞にも、特選盤の記事に書かれていたそうです。

(さいたま芸術劇場さんのツイートより)
「その他各誌でも好評の記事色々。ちょっと気付きづらいですが、昨日の毎日新聞夕刊でも、礒山雅さんの特薦盤記事をよく読むと「知情意のバランスの取れた、好ましい演奏」と言及が。」
(10月24日追記)

モト記事がありました。(10月30日追記)


2013年10月22日火曜日

10月21日

8年の月日が流れましたが、今日はラファウ・ブレハッチのファンにとっては、特別な日ではないかと思います。

感謝の思いをこめ、ますますの活躍を祈って。




アントニ・ヴィトとの共演はその後何回も。写真が公になっているのは、2010年2月のショパン・バースディウィークのガラコンサート(左)と、2012年5月プラハの春でのコンサート(右)。
ヴィト氏は、今年8月のプロムスでの演奏会が、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督としての最後の仕事だったと報道されていますが、その後もベルリン・フィルとの共演など、精力的に活動しておられます。

Feb. 2010 Chopin's birthday
May, 2012 Prague Spring

2013年10月21日月曜日

ウェブで見かけた新譜の印象

CD 「ポロネーズ集」について

** 昨日、山野楽器に寄ったらすばらしく爽快なショパン「軍隊ポロネーズ」が流れてた。聞き慣れたルービンシュタインやポリーニよりも速めテンポだけど浮わつきなく、何よりも心の奥深くで感じ、そこから真っ直ぐ輝かしく迸る音楽の手応え。誰だろう?ブレハッチの新盤。こういう若者がまだいるんだ。


** ブレハッチの最新アルバム、ショパンのポロネーズ集のインパクトが凄い。これまでのブレハッチのイメージはもちろんポロネーズのイメージすらもぶち破るような気合の入った演奏だ。大好きな第5番では襟をただして聴き込んでしまう。ちゃんと成長しているところが素敵だなあ。
ブレハッチ株急上昇! 過去の録音をもう一度聞き直してみようかな。
(月刊「ぶらあぼ」編集長の田中泰氏)


** タワーレコード広島店 【CLASSIC】ブレハッチのショパン売れてます!担当お気に入りの作品です。試聴できます(*´ω`) pic


** ブレハッチのポロネーズ集、ようやく届いた。まだ一回目だけども、すごくいい。なんでこんな新鮮に聴こえるんだろう?初めて聴く曲かのようなドキドキ!

** 聴くたびに深化と進化を遂げるブレハッチ。彼の比類なき才能と努力と研さんを伝え、心に深く染み入ってくる。とりわけ幻想ポロネーズが印象的で、祖国とショパンに対する深い敬愛の念がうかがえる。特有の静けさと思索と知性が全編にみなぎり、難度の高い作品をより身近に感じさせる。
(伊熊よし子氏、日経への寄稿)

** 伊熊さんは、「音楽の友」11月号でも、ブレハッチの「ポロネーズ集」について、幻想ポロに焦点をあてて書いておられます。


** ブレハッチ最高。 昨日、新国立劇場でのブレハッチのリサイタル時に、幻ポロが素晴らしすぎて涙が出たということを先輩に話したんだけど、久しぶりにTwitterあけたらブレハッチがCD出す情報が載っていました。もちろん、ブレハッチのHPをチェック☆即予約。たのしみ


** ブレハッチの新譜、やっぱり素晴らしいな♪ポロネーズだけをまとまて聴くことがなかったので、改めて作品自体の良さと、ポーランドの心みたいなものをずっしり感じました。早く生で聴きたいー✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺


ブログで見かけた新譜の印象


*****
最後のコメントの方を含め、大勢のファンの方が、東京以外から、(まさに北海道から沖縄まで)、来日公演に行かれるようです。これが最初で最後になるかも、と遠方の方がメールに書いておられました。
きっと凄くいい体験になって、ずっと心に深く残るだろうな、って思いました。





オペラシティ予定枚数終了

ラファウ・ブレハッチの12月14日オペラシティでのリサイタルは、チケットぴあやイープラスなどではチケット予定枚数終了しています。ジャパンアーツさんのサイトでも完売になりました(10/23追記)

13日武蔵野市民文化会館は、発売日に即日完売しています。


また、
12月16日横浜みなとみらい、
12月17日さいたま芸術劇場

は、まだチケットがあります。お早めにどうぞ。

チケぴ

さいたま

さいたま芸術劇場のフライヤー
ブレハッチの音との相性、という意味では、横浜・さいたま、どちらのホールも素晴らしいと思います(^_^)

先日、ペライアのリサイタルで久しぶりにさいたまに行き、今回は2階で聴いてみたのですが、作為的なものが一切なく音を生かす、絶妙な音響でした。悟性あふれる演奏、小ホールならではの演奏家との一体感、温かさ、と、なかなか得られない貴重な経験でした。

ペライアさんも、「ここはホールも楽器も聴衆も素晴らしいですね!」と、演奏後のトークセッションでおっしゃっていました。

2013年10月19日土曜日

レコード芸術11月号で、特選盤に。

ラファウ・ブレハッチの「ショパンポロネーズ集」が、レコー芸11月号で特選盤になっています。
濱田滋郎氏と那須田務氏のレビューも、非常に熱意のこもった内容で、ちょっとびっくりするほど。



「ブレハッチが描き出す魂の軌跡は、どこまでもショパンの真実を追って、比類もないばかりに素晴らしい。疑い無くこのディスクは、ショパンの真髄に触れた、超一流の名盤に属するものとして残るであろう。」
(濱田氏)

どの部分を抜粋するか迷うほど、感激と賞賛の言葉が続いています。



2013年10月17日木曜日

10月17日に寄せて



Pleyel, no. 14810, on which Fryderyk Chopin
composed during the last two years of his life 


↑ Nocturne in C sharp minor (posthumous) by Rafał Blechacz from his recital in Brussels, 2010.


2013年10月13日日曜日

「現代のピアニスト30」

青澤隆明氏著「現代のピアニスト30:アリアと変奏」

”ポリーニなど大御所から期待の若手まで、気鋭の若手音楽評論家が現代演奏史の中でとらえ直す。間違いなく新定番となるべきピアノ・ガイド”、だそうですが、
ラファウ・ブレハッチも、2000年以降の5人のピアニストに入っているそうです。ピアノファンの方にききました。青澤氏は、ラファウ・ブレハッチに複数回インタビューしている、数少ない日本人音楽ジャーナリストです。

Amazon



2013年10月10日木曜日

Portland Piano International のFBより

9月29日、30日のポートランドでのリサイタルの主催者です。



2013年10月8日火曜日

DGのFacebookにコメント入れて、ブレハッチのサイン入りCDをあてましょう。

あなたのお気に入りのポロネーズは何?締切は日本時間で10日午前6:59。




ポーランド語バージョン。
アップされたのが、日本時間の9日22時頃。
40秒間快速ポーランド語です。英語バージョンは25秒。



*****
こちらは、ユニバーサル・ミュージック(ドイツ)のキャンペーン。クイズに答えると、彼のサイン入りCDが3名にあたります。 締切はドイツ時間で10月16日。
(ラファウ・ブレハッチの、最初のショパンアルバムは何?)



2013年10月7日月曜日

バーミンガムで美しく響くショパン

10月5日、ラファウ・ブレハッチは再びアラバマ州バーミンガムのAlys Robinson Stephens Performing Arts Centerにて、ショパンのピアノ協奏曲第2番を演奏しました。スタンディングオベーションの大喝采が長く続き、アンコールはショパンのワルツイ短調。

演奏:アラバマ交響楽団
指揮:マキシミアーノ・バルデス

オーケストラのウェブサイト



2013年10月5日土曜日

アラバマ州バーミンガムでデビュー

10月4日、ラファウ・ブレハッチはアラバマ州バーミンガムのAlys Robinson Stephens Performing Arts Centerにて、ショパンのピアノ協奏曲第2番を演奏しました。
演奏:アラバマ交響楽団
指揮:マキシミアーノ・バルデス

大喝采とスタンディングオベーションとなり、アンコールを1曲(ショパン前奏曲op28よりイ長調)弾きました。

Program page












*****
ブレハッチのピアノを絶賛するレビューが、12時間後に出ました。→

2013年10月4日金曜日

ブレハッチ in アラバマ

バーミンガムでのリハの様子。アラバマ交響楽団のツイッターより。

 "...Rafal Blechacz sounds like the most inspired Chopin pianist alive."(Pierre Ruhe, Director, ASO's Artistic Administration)

*****
9月21日、ポーランドのコモロフスキ大統領は、クリスティアン・ツィメルマンに、ポーランド復興勲章を授与しました。高位の勲章のひとつで、教育、文化、芸術、経済、国防等の分野での顕著な功績に対して贈られる勲章とのことです。ツィメルマンは授賞式で、ルトスワフスキの生誕100年を祝うため、また、個人的に、ヤシンスキー先生に初めて教えを受けてちょうど50年目にあたり、先生に感謝するためポーランドに来た、と述べました。セレモニーのビデオにヤシンスキー教授も写っています。ツィメルマンは翌日、ストスワフスキのピアノコンチェルトを、ワルシャワで演奏しました。指揮は、アントニ・ヴィトの後任としてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督に就任した、ヤツェク・カスプシク。

受賞に関する記事 Gazeta Wiborcza





今回のポーランド訪問で、ツィメルマンが語った記者会見での発言です。ポーランド語ですが、興味がありましたらどうぞ。論議を呼ぶ問題があるようです。最後の部分で、ルトスワフスキのコンチェルトのライブ演奏with ベルリン・フィル、ラトルがDGからリリースされる、という流れで、ショパンに関し、「(自分は高齢なので録音はしない。ショパンについては、自分ではなく)ラファウがショパンを弾くのが良い。これは彼の音楽だし、彼は素晴らしい感覚を持っている。(自分はすでにベートーベンが亡くなった歳より年上だ。ベートーベンの最後のソナタを弾く。)」という趣旨の発言をし、ちょっとネット上でも話題になっていたみたいです。



2013年10月2日水曜日

インタビューとレビュー(audio)

ラファウ・ブレハッチがベルリンでのコンサートの直前に受けたインタビューの音声ファイルと、
ポーランドのTVPの番組で、批評家達がブレハッチの「ポロネーズ集」について議論している番組のビデオがあります。
ポーランド語ですが、興味のある方はどうぞ。→
なお、ビデオは、アメリカで見られない、という人がいました。

2013年10月1日火曜日

ポートランドで2回目のリサイタル

9月30日(日本時間10月1日午前11時半から)、ラファウブレハッチはオレゴン州ポートランドのポートランド州立大学リンカーンホールにて、2回目のリサイタルを開きました。今日のプログラムはドビュッシー、シマノフスキー、ショパン。
喝采がいつまでも続き、アンコールを1曲。

Program page











*****
リサイタルの直後に、聴衆の方からメッセージを受け取りました。
「家に帰ったところですが、心は美しい音楽で満たされています。本当にありがとう。ラファウさんの益々の成功を祈っています。」というような趣旨で、ポーランド語で書かれていました。男性の方で、ご家族で行かれたようです。英語ブログに貼っておきました。
この方の気持ち、わかると思いませんか。

2013年9月30日月曜日

ブレハッチ、ポートランドでのデビューリサイタル

9月29日(日曜日)午後16時(日本時間30日午前8時)より、ラファウブレハッチはオレゴン州ポートランドのポートランド州立大学リンカーンホールにて、リサイタルを開きました。今日のプログラムは前半モーツァルト・ベートーベン、後半ショパンで、来日公演と同じです。
満席となった会場からは大きな喝采とブラボーが響き、彼はアンコール1曲で返したということです。

Program page

主催者の Portland Piano InternationalのFBでは

"This afternoon's sold-out crowd gave him three standing O's and his performance of Chopin's Scherzo No. 3 alone is worth the price of admission. "
3回もスタンディング・オベーションが起こったが、スケルツォ3番だけでも入場料の価値があった!

また、聴衆のひとり、Jana Hanchettさんのツイートでは、

"Clearly Blechacz is at home wherever he can play Chopin; we were all flying in the Scherzo (op 39, no.3). Anticipating Szymanowski tmrw!"

彼はどこでショパンを弾いても、ショパンの心に通じている。スケルツォ3番は夢心地だった。明日のシマノフスキが楽しみ!
(明日は、ドビュッシーとシマノフスキ、ショパンのプログラムの予定。)

Jana Hanchettさんは、ブレハッチのインタビュー記事を書いた方です。


ボーナストラック

RBのアルバム「ショパン・ポロネーズ集」のボーナストラックは、ショパンのワルツ作品34-2です。iTunesストアで、日本の場合は250円で買えます。


これまでのアルバムも、すべてボーナストラックがついてます。ボーナストラックのリスト


他の国については、それぞれの国でご確認ください。日本と異なり、アルバムを全部買わないとボーナスがついてこない場合が多いようです。


2013年9月29日日曜日

ドイツ・グラモフォンのFBより

ドイツ・グラモフォンのFBより、Polonaise No. 4, op.40-2.




*****
9月29日は、ラファウ・ブレハッチの守護聖人である大天使ラファエルのお祝いの日=名前の日です。彼は今日、オレゴン州ポートランドにいて、夕方からリサイタル(日本時間で明日午前になります)です。去年の名前の日はドイツ、2010年は日本にいました。今年は誕生日もドイツでしたね。
アメリカでも、素晴らしい演奏会となりますように。















*****
これは、2週間ほど前に目にしたツイートです。

"昨日、山野楽器に寄ったらすばらしく爽快なショパン「軍隊ポロネーズ」が流れてた。聞き慣れたルービンシュタインやポリーニよりも速めテンポだけど浮わつきなく、何よりも心の奥深くで感じ、そこから真っ直ぐ輝かしく迸る音楽の手応え。誰だろう?ブレハッチの新盤。こういう若者がまだいるんだ。"

ふときこえてきた演奏が心にとまる。こういう経験をされた方も多いのでは?


2013年9月28日土曜日

オレゴン州ポートランド、リサイタル前インタビュー

ラファウ・ブレハッチは、日、月と連続して、ポートランドのリンカーンホールにてリサイタルを開きます。そのプレビュー記事に、彼のインタビューが入っていました。同じ場所で二日連続で異なったプログラムになっており、主催者の柔軟な対応をうらやましく感じます。先日現地のラジオ曲で電話インタビューが放送されたのですが、それとは別インタビューのようです。(未確認)
ブレハッチは木曜日にポーランドを出発して、現地入りしました。

オリジナルのプレビュー・インタビュー


ポーランドで発売された、日本語・ポーランド語表記のCD

「くまのポーランド生活」のくまさんのブログに、ラファウ・ブレハッチの「ショパン・ポロネーズ集」の紹介がありました。ポーランドでは、日本語・ポーランド語の2カ国語表記のCDも出ているそうです。ジャケットだけでなく、ライナーノーツも2カ国語。私も、どこかの音楽サイトでジャケットの写真は見たことがあるのですが、内容も両国語とは知りませんでした。日本でもほしい方がいるのでは?

くまのポーランド生活














Empik のサイトにありました。

2013年9月27日金曜日

日経に紹介されました

日経(9月26日)夕刊のMonthly Music Salon に、ラファウ・ブレハッチの「ショパン・ポロネーズ集」の紹介がありました。伊熊よし子さんの評論。

ポーランドとショパンに敬愛の念をささげるブレハッチ
「聴くたびに深化と進化を遂げるブレハッチの演奏。・・彼の比類なき才能と努力と研さんを伝え、心に深く染み入ってくる。とりわけ幻想ポロネーズが印象的で、彼の祖国ポーランドとショパンに対する深い敬愛の念がうかがえる。特有の静けさと思索と知性が全編にみなぎり、難度の高い作品をより身近に感じさせる。」

プラハとベルリンからの記事

ラファウ・ブレハッチが、9月20日にプラハで、22日にベルリンで、シューマンのピアノ協奏曲を演奏した際の写真記事です。
演奏:ベルリン・ドイツ交響楽団
指揮:コルネリウス・マイスター

プラハ
muzikus.cz
「・・3楽章は明るく晴れた地中海のどこかにいるようなアンサンブル。」
アンコールはショパンのワルツ。










ベルリン
Klassikakzente
ドイツということで、アンコールはベートーベンのソナタop2-2からスケルツォ。その後、インターミッションの間に、大勢のファンにサインを。




2013年9月23日月曜日

放送予定:シューマンピアノ協奏曲 in ベルリン、9月30日早朝

ラファウ・ブレハッチがベルリン・ドイツ交響楽団(指揮:コルネリウス・マイスター)と、シューマンのピアノ協奏曲を演奏した、ベルリン・フィルハーモニー・ホールでの演奏会が、放送予定です。

9月30日午前3時3分から(ドイツ現地時間、29日夜20時3分から)

Dradio Kultur ウェブサイト

** 放送予定は予告なしに変更キャンセルになることもありますので、あらかじめご了承ください。

** オランダのヤンさんとご家族が、この放送予定の第一発見者です。感謝。11月のコンセルトヘボウでのリサイタルを、いつもどおり大家族で聴きにいかれるそうです。

(プログラム)
Philharmonie Berlin
Aufzeichnung vom 22.09.2013

David Philip Hefti
"Changements", Stimmungsbilder für Orchester

Robert Schumann
Konzert für Klavier und Orchester a-Moll op. 54

Johannes Brahms
Sinfonie Nr. 2 D-Dur op. 73


Rafał Blechacz, Klavier
Deutsches Symphonie-Orchester Berlin
Leitung: Cornelius Meister

ベルリンでの大歓声、ブレハッチのシューマン

9月22日、ラファウ・ブレハッチはベルリン・フィルハーモニー・ホールにて、ベルリン・ドイツ交響楽団と、シューマンのピアノ協奏曲で共演しました。(指揮:コルネリウス・マイスター)。大喝采とブラボの歓声にこたえ、アンコールを一曲弾きました。


プログラムページ



DSO-Berlin program page
Berliner Philharmoniker website



2013年9月21日土曜日

プラハでの大喝采

9月20日、ラファウ・ブレハッチはプラハのルドルフィヌム内ドヴォルザーク・ホールにて、ベルリン・ドイツ交響楽団と、シューマンのピアノ協奏曲で共演しました。(指揮:コルネリウス・マイスター)。
演奏は非常にうまくいき、嵐のような拍手喝采になったとのこと。彼はアンコール1曲で感謝しました。

プログラムページ



From operaplus.cz




2013年9月20日金曜日

英国のThe Telegraph が、ラファウ・ブレハッチの新譜「ポロネーズ集」を高く評価

5つ☆の高評価です。→レビュー

ベルリン・フィルハーモニー・ホールでの演奏会でサイン

9月22日、ラファウ・ブレハッチは、ベルリン・ドイツ交響楽団と、シューマンのピアノ協奏曲で共演します。指揮は2010年にウィーンで共演したことがある、コルネリウス・マイスター。
演奏会のインターミッションに、サインをすると報道されていました。新アルバム「ショパン・ポロネーズ集」のプロモーションですね。

リンク先はこちらです。



2013年9月19日木曜日

ポーランド語のインタビュー

ラファウ・ブレハッチの最近のインタビュー(ポーランド語)、Gazeta Wyborcza で9月18日に公開になったものがあります。数日前のポーランドラジオ2の番組の中で放送されたものです。ポーランド語でも興味のある方は、どうぞ。

インタビュー全文


ドイツ・グラモフォンFBより









2013年9月17日火曜日

culture.pl のインタビュー

culture.pl に別のインタビューが掲載されていましたが、その英語版もありました。

culture.pl
今回録音に使った楽器は、あの・・(音が似てると思っていました。)

The Polonaise According To Blechacz 

"(.....) The instrument was picked from the concert hall in Hamburg almost without thinking. The wide tonal volume articulates all the critical climaxes so important to polonaise, and the songs sound very nice on that piano. Also, the typical lyrical parts come out very beautifully. I had the opportunity to find different shades, colours and sounds with this piano (.....)"

ポーランド語版

*****
ユンディ・リ氏が12月に来日というお知らせを見かけました。ファンの方にとっては周知の事実でしょうか?よかったですね。ブレハッチ氏がインフルで来日不能になったとき、キャンセル続きで、医師の診断書を提出するような状況だったことを思い出しました。
アーチストの活動をフォローしていると、音楽以外のことで彼らの活動が影響を受けるようなことを、よく目にします。でも、結局は、聴衆の、彼の音楽を聴きたい、という強い熱意があれば、大抵のことにはうち勝てる、そういうふうに、感じています。

2013年9月16日月曜日

ポーランドの全国紙Rzeczpospolita とのインタビュー

English


ポーランドの全国紙 Rzeczpospolitaに掲載された、ラファウ・ブレハッチのインタビューです。アルバム「ショパン・ポロネーズ集」がポーランドでリリースになった9月10日の前日の公開でした。

オリジナルのインタビュー

*****
ラファウ・ブレハッチの新しいCDが明日発売になる。彼は成熟した大人になった、とヤツェク・マルチンスキーは言う。

ブレハッチの新譜は、ショパン音楽の系譜にある。彼は1835年から1846にかけてショパンが作曲した7つのポロネーズを録音した。非常に有名で不滅の名曲であるイ長調と変イ長調のポロネーズも入っている。

―そのとおりです。とラファウ・ブレハッチは言う。
―しかし、ショパンのポロネーズの録音はあまり多くありません。例えばアルトゥール・ルービンシュタインは3度録音しています。最後のものはたしか1967年でした。ドイツ・グラモフォンのカタログには、マウリツィオ・ポリーニの録音しか残っていません。37年前の録音です。

今回のアルバムは、ブレハッチがドイツ・グラモフォンからリリースする3枚めのショパンのアルバムになる。

―この選曲に驚く人はいないでしょうね。と彼は認める。
―私はショパンコンクールで優勝したピアニストですから。ショパンの音楽から10年や15年くらい離れてもいいのでは、という意見もたしかにあります。そのあと戻ればいいと。でもそれは自然ではありません。ショパンは私の人生にいつも存在しているし、リサイタルでもバッハ、ベートーベン、シマノフスキの曲とともにショパンの曲をよく弾いています。

コンクールについては、むろん記憶はしているが、思い出に浸る時間はないという。
―将来の計画に向けて、レパートリーを広げることに集中していますから。と付け加える。
また、コンクールでの優勝にともなう様々な義務から解放されるには7年かかる、と、かつてクリスティアン・ツィメルマンが述べたが、そのとおりだと認める。


―この時期が過ぎて、音楽家としての生活は、様々なレパートリーや様式を見せるための演奏会活動や、理論に基づくキャリアから成っているのだという感覚が、実感できました。とブレハッチは言う。

また、彼は以前からみて極端に(物議をかもすほどに)演奏の仕方が変わったようなことはないと言う。たしかにそう見える。

―ポロネーズはあくまでもポロネーズです。また、私はいつも作曲家の意図を守るようにしてきましたし、それは今も変わっていません。私は演奏家で、演奏家にとって一番大切なのは、作曲家が書いたものです。解釈の自由を幾分残してくれていることはありますが。演奏家は、音楽作品に作曲家が書き残した普遍的な美に直面すると、自分の小さな美とか個人的感情とかを組み入れるのが非常に困難に感じます。もちろん、そういうことも不可能ではありませんが、私が選んだやり方は、そういう弾き方ではありません。

私にとって最大のインスピレーションは作品そのものと、作曲家に対する尊敬の思いです。そこから解釈のためのアイディアを全部引き出します。これは時には時間がかかってしまいますが、こうすることで、一時的な思いつきなどでなく、作品そのものが源泉となるような、独創的で機能する答えを見つけることができるのです。

ポロネーズは長く彼のレパートリーに入っていたが、録音を作るまでには時間がかかった。アイディアが生まれたのは2010年だったが、結局、スタジオに入るために3年もかかったことになる。彼は、異なった音響状態のの様々なステージで各ポロネーズを錬る必要があった。最も重要だったのは、曲に関する歴史を正しく伝えたかったのだ。

--歴史の勉強を全然していなかったとしたら、ミツキエヴィッチ、ノルヴィト、シェンキエヴィッチの本を読んでいなかったとしたら、これらの作品の解釈は全く異なっていたと思います。ポロネーズ嬰ヘ短調では、中間部の前の部分で、私に見えるのは行進する兵士たちです。その後、短い思い出・内省があって、突然のフォルテです。いつもここは、兵士の縦隊が突然自分の目の前に現れたかのように演奏します。その後は弱音ですが、エネルギーは失わないように、軍が撤退するような印象をつくるようにしています。ポーランドをルーツとしない演奏家にはポロネーズやマズルカは演奏できない、とは言いたくありません。しかし、これは私たちの国家精神でもあります。私はこういう音楽に、ポーランドの遺産を見ることができます。

彼は、幻想ポロネーズには特別の思い出が多くある。

―随分早い時期から、2006年に弾き始めました。日本ツアーのことを覚えています。リサイタルが12回あって、演奏するごとにこの曲が自分に近く感じられるようになりました。ステージでの経験を経ずに、こんな並外れた曲を弾くことはできません。スタジオでは、演奏会の雰囲気はつくれません。会場が静まり返って、聴衆がこの音楽の世界に入ってくるのを感じることがありました。私の解釈が正しい方向を向いているからだ、と確信できました。


数年前、彼は音楽以外の情熱の対象を見つけた。哲学だ。トルンにあるニコラウス・コペルニクス大学で勉強を始めた。

―最近、音楽作品の論理と、演奏にとっての論理の重要性に関する小論文を書きました。ロマン・インガルデンやドイツの哲学者・音楽学専門家の理論に基づいたものです、と彼は言う。

―この文章は、Ruch Filozoficzny (Philosophical Movement;コペルニクス大学の哲学研究所が監修する、四半期に一度の学術誌) に掲載されます。私にとって参考になる、学問的な方法といえます。マズルかやポロネーズの論理面に焦点をあててみると、自分がピアノでやっていることを、別の観点からながめることができます。

学問的に探求していくと、アーチストとしての自発性が損なわれるのでは、との質問に、彼は答えてくれた。


―それに関しては、もうひとつの私の仕事になります。つまり書く事です。(解釈の)自由というのは、計画できるようなものではありません。音楽作品を書くと、定義されない場所がいくつも残りますが、そのことは、インガルデンが文章で説明しています。しかし、演奏会の間に、それ以上の現象が、形而上的なことが起こることがあります。ある時点で、何か、全く予期していなかったことを経験するのです。芸術の中でそういうことが起こると、最後まで説明がつかないことがあります。しかし、それはある程度、記述することができる。それに対応しようというのが私の仕事です。


学術的探求と演奏活動の融合。必ずしも簡単ではなさそうだ。
(そして、この秋以降の彼の忙しい演奏会の予定を列挙。)

―自分について、成熟したピアニストだと言うなら、うぬぼれに聞こえるでしょう。確かに、ショパンコンクールで優勝した時よりは、経験を積んでいます。しかし、当時の演奏も、「まったく青かった」わけではありません。しかし、いろいろな会場や状況のなかで作品を演奏することで、解釈の新しいアイディアを深めていく勇気を得ることができました。それを、今回のアルバムでも聴いていただければうれしいです。

*****
哲学の論文を書いて学術誌に掲載される話題は、ジャパンアーツさんのインタビューでも語っていましたね。
そういえば、あのインタビューに出てきた哲学者ヴワディスワフ・タタルキエヴィッチについては、2007年の来日パンフに掲載されたインタビューでも語っていたと記憶しています。また、ブログのこのドイツのインタビューにも、その名が登場しました。

私は、この演奏家の形而上的な(霊的な、神がかっている)部分ににおそらく惹かれて、演奏を熱心に聴き始めた者です。その部分をご本人が文章で説明する、ということであれば、大変興味があります。

*****
ヤツェク・マルチンスキーは、前のアルバム「ドビュッシー・シマノフスキ」のリリース時にも、インタビューにこたえています。よくまとまった良いインタビューで、印象に残っています。

*****
いつも申しているとおり、私はポーランド語はまったくのしろうとです。誤訳の指摘・改善の提案があったら、ぜひお知らせいただければ、幸いです。



2013年9月12日木曜日

ドイツ・グラモフォンにて

ラファウ・ブレハッチが、ベルリンのドイツ・グラモフォンの本社を訪問、マーク・ウィルキンソン社長、チームメンバーと会い、インタビューも受けたとのこと。Facebookより。


2013年9月11日水曜日

ブレーメンにて新シーズンを開始

9月10日、ラファウ・ブレハッチはドイツ、ブレーメンのディー・グロッケでリサイタルを開きました。今シーズンの演奏活動の開始です。スタンディング・オベーションとなり、アンコールを2曲。
ドイツでのスタンディング・オベーションは、珍しいという印象です。

program page











ブレハッチの新譜、ポーランドで発売日にゴールド・ディスク

ラファウ・ブレハッチのアルバム「ショパン・ポロネーズ集」は、ポーランドにて、発売日の9月10日にゴールド・ディスク相当の売り上げを記録しました。ドイツ・グラモフォンの発表記事です。


BLECHACZ’S CHOPIN GOES GOLD ON DAY OF RELEASE IN POLAND
Polonaises take his native Poland by storm

Polish pianist Rafał Blechacz’s recording of Chopin Polonaises has goneGold in Poland on the day of its release.
The recording features seven Polonaises, including the celebrated “Polonaise Fantaisie”. Blechacz has a winning way with this highly emotional, popular and poetic music and the new recording has been very keenly anticipated.
His last release, featuring Debussy and Blechacz’s compatriot Szymanowski, was named winner of the “Best Classical Album of the Year” at the Polish Fryderyk Awards and went Gold in his native country within a week of release in February 2012.
In 2008 he scooped “The Most Outstanding Polish Music Recording” at the Polish Fryderyk Awards for his recordings of the Chopin Préludes and won again in 2010 for his Chopin Piano Concertos.

2013年9月9日月曜日

ラファウ・ブレハッチの「ショパン・ポロネーズ集」、ドイツグラモフォンのトレーラービデオ

ラファウ・ブレハッチの「ショパン・ポロネーズ集」、ドイツグラモフォンのトレーラービデオです。

トレーラービデオ



ポロネーズ第1番op26-1



ポロネーズ第3番op40-1



これらのビデオは、ドイツグラモフォンのラファウ・ブレハッチ公式サイトでも見られます。





ブログで見かけた、新譜の印象

過去24時間で検索したらでてきた、RBのポロネーズ集を聴いた方のブログ記事です。

"基本的にストレートに男前な演奏ですが、繊細で残響も豊かで音がキラキラしてます"。

ワタシの印象もこの方に近いです。
特に最近は、繊細さに加えて、時としてぶっきらぼうなほど豪快な演奏に出会うことがあります。でも全ての音に言葉があるというか。
ついでに、彼は無駄なアクションが少ないから好き、的な感想をよくきくのですけど、アクションも大きいところは大きいと思う。彼の音楽とインスピレーションによる必然的な動きなのでしょうけど、見せる(というか、見たくなる)演奏も多いと思います。


http://muse1studiok.blog.fc2.com/blog-entry-703.html  6番















↓このブログでは何度も引用してますが、

「ポロネーズ変イ長調op61への取り組みは、とても貴重な体験となりました。僕はこの作品を、「ショパンの遺言」と呼びたい。全てが含まれているのです。ポロネーズの要素、自己観照、即興的なフラグメント、あらゆる範囲の多様な感情、哀しみ、圧倒的な絶望感、そして偉大なる勝利に至るまで。・・・このポロネーズの最後の部分は、信じられないくらい素晴らしくて、毎回演奏する度に、深い感動を味わいます。」(ラファウ・ブレハッチ、2010年2月、ポーランドでのインタビュー)

最新アルバムでの、このメタフィジカルな曲の最後の音、勝利というか、liberation 自由・解放というイメージでした。圧倒的に肯定的な悦びの音。


2013年9月7日土曜日

ドイツから、記事2つ。

ドイツの音楽雑誌 Crescendo が、創刊15周年を記念して本を出版、過去50年(1963-2013)で最も優れたアルバム100枚を選出し、ラファウ・ブレハッチの「ショパンピアノ協奏曲(2009年ドイツ・グラモフォン)」も、その1枚として選ばれました。

ラファウ・ブレハッチの2013/14シーズン最初の演奏会は、9月10日、ドイツのブレーメンでのリサイタルとなります。それに関連し、Weser-Kurier紙のインタビューを8月に受けました。ブレーメンの演奏会は初めてなので、プロフィール紹介的な内容になっています。

2つの記事はこちらから。
ドイツ語のままですが、興味のある方はどうぞ。(プログラムに入っている)バッハの曲は、30歳前の若い人にはむずかしいのでは?という微妙な質問に、「私の音楽との接触は、バッハのオルガン曲からはじまりました。今でも家にいるときは近所の教会で、バッハやフランクの曲を弾いています」、とさらりと答えています。

2013年9月6日金曜日

「ショパン・ポロネーズ集」のプロモ・ビデオ

ラファウ・ブレハッチの新譜「ショパン・ポロネーズ集」のプロモ・ビデオです。演奏とインタビュー。

Klasskakzente website
Universal Germany


Sound Cloudより、6つのポロネーズ

今日9月6日は、アルバムのインターナショナル・リリースの日です。アルバムの成功を祈って!

2013年9月5日木曜日

Reminder :明日、武蔵野文化会館リサイタルのチケ発売。

明日9月6日10時から、武蔵野市民文化会館リサイタル(12月13日)のチケット発売です。2月の時は、発売当日、数時間で完売でした。どうぞ、お見逃しなく・・。

武蔵野文化事業団のウェブサイト

実際、当日の夜完売しました。(9月8日追記)

2013年8月31日土曜日

Klassikakzenteと、ドイツのユニバーサルより

Klassikakzente、ユニバーサル(ドイツ)のラファウ・ブレハッチ公式サイト、それからドイツのアマゾンで、新アルバム「ショパン・ポロネーズ集」の全曲を、90秒ずつきけます。

Klassikakzenteウェブサイト

ユニバーサル・ミュージック(ドイツ)

アマゾン(ドイツ)

**
なお、ドイツのiTunesによれば、今回のアルバムのボーナストラックは、ショパン・ワルツop.34-2のようです。日本でも販売されるといいのですが。日本からドイツのiTunesにアクセスできるか試してみたら、まだ発売前ですが、ボーナストラックも含め全曲試聴できました(PC可、iPhone等不可)。ただ購入できるかどうかは不明です。

これまでRBがDGから出したアルバムは、すべてボーナストラック付きで、欧州ではボーナストラックはオンラインでのみ販売されました。

1 「ショパン前奏曲」  ショパンマズルカop.50-1
2 「ウィーン古典派ソナタ集」  モーツァルトピアノソナタ第16番ハ長調第1楽章
3 「ショパンピアノ協奏曲」    ショパンマズルカop.17-4
4 「ドビュッシー・シマノフスキ」  ドビュッシー・月の光

日本では、1と4はCDに組み込まれ、2と3はリリース当初はiTunesで販売されていました。



2013年8月30日金曜日

ラファウ・ブレハッチの新譜「ショパン・ポロネーズ集」輸入盤、タワーレコードに入荷しました。HMVも。

ラファウ・ブレハッチの新譜「ショパン・ポロネーズ集」輸入盤、本日タワーレコードに入荷しました。
クラシックを扱っている店舗は、全店入っているはず、とのことです。今のところ商品は潤沢にあるので、取りおかなくても大丈夫そう、だそうです。(渋谷店に確認)

オンラインでも、本日発売へ、と早まっています。

HMVも本日発売に早まっています。    HMV丸善丸の内さんのツイート

楽天ブックスも。

こちらは、タワーレコードの札幌のお店の店頭の様子です。

*****************************
で、さっそくget してきました。
タワーレコード渋谷店の試聴コーナーと、現物。









ブックレットは、先日アップしたオンライン版と同じ(EU盤なので、英独仏です。ポーランド語の解説はありません。)が、

赤いCDをはずすと写真があって、お。
ジャケットの裏カバーの写真が、おー。
という感じです。
見たい方はぜひ購入してください(^_^)

これが、おーの写真です。「手」。(9/2追記)。


RBlechaczの音は、どの瞬間もメロディの輪郭がくっきりしつつ、和音が最適のバランスで共振している。一切のごまかしがない、純粋なピアノの音。5番、6番などのテンポは他の演奏家に比べると相当早いですが、RBの解釈ではこれが最適の速度なのでしょう。RBの演奏会でほとんどのポロネーズは何度も聴いたことがありますが、5番は初めてでした。とりわけ、中間部のマズルカの美しさがひきたち、ポーランドの風景やショパンの心象を見ているかのようです。ライナーノーツのRBの解説に助けられて、ショパンの頃を追体験しているみたいに感じます。RBが述べているとおり、

"His love of his homeland is plain for us to hear".
(祖国を愛する彼の想いが、はっきりと、きこえてきます。)


**
SNSなどで、よく、「ブレハッチの英ポロは神!」という声をみかけることがあります。皆さんが見て(聴いて)おられるのは、2005年のコンクールの時の演奏、または2010年にNHKで放送されたショパンの番組での演奏のようですが、演奏時間はそれぞれ6分42秒、6分25秒。そして今回の新アルバムでの英ポロの演奏時間は、ネットで6分12秒でした。

「(op.53は)おそらくポロネーズの歴史全体を通じて、最も完璧な作品といえるでしょう。信じられないような傑作です。力強い、輝かしい雰囲気とともに、まったく異なった色彩も表現されていて、過ぎ去った日々を懐かしむように響くパッセージのところで、それがよく表れています。(ラファウ・ブレハッチ、ライナーノーツより。)



2013年8月28日水曜日

Rブレハッチの新譜「ショパン・ポロネーズ集」より、op.40-1が全部きけます。

ドイツグラモフォンのBuzz Pre-release Materialのページで、ポロネーズop.40-1が最後まできけます。

ドイツグラモフォン・トップページより

写真をクリックすると、ページに飛びます。
DGへの登録(メールを登録しておくと、ニュースレターがきます。)
またはFacebookへのログインで、きけます。


*****
KlassikAkzente と ユニバーサル・ミュージック(ドイツ) が、ラファウ・ブレハッチ公式HPを更新しました。

武蔵野市民文化会館リサイタル12月13日のチケット発売は、9月6日

武蔵野文化事業団ウェブサイトに掲載がありましたので、アップします。

ラファウ・ブレハッチ、武蔵野市民文化会館でのリサイタル(12月13日金曜日)
発売は9月6日、午前10時から。



2013年8月27日火曜日

CD「ショパン・ポロネーズ集」ライナーノーツ

ラファウ・ブレハッチの新アルバム「ショパン・ポロネーズ集」のライナーノーツが読めます。(英、独、仏そしてポーランド語)。

ブックレットの写真をクリックしてください。





内容のほとんどは、ラファウ・ブレハッチによる各ポロネーズの解説(解釈)です。それをライターがあたかもショパンの人生をフォローするかのように構成してくれていて、胸にせまるものがあります。素晴らしいアルバムであろうことが、既に実感できます。はやく聴いてみたいです。





2013年8月22日木曜日

ポロネーズop.44も。

ユニバーサルミュージックのウェブサイトで、ポロネーズop.44も、一部聴くことができます。
この音楽に対する誇りが感じられる。かっこいいです。

Universal Music Japan Rafał Blechacz

from Amazon
DGニュースレターより "Rafal Blechacz"


*****
新アルバム「ショパン・ポロネーズ集」について、録音は、ハンブルクのフリードリヒ・エベルト・ホールにて行われました。DGのウェブサイト等の記載のとおりです。”録音はルートヴィヒスハーフェン”、と記載している音楽サイトがありますが、事実ではありません。


*****
アントニ・ヴィトが、今年のプロムスでの演奏会をもって、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督としての仕事は最後であった、とのイギリスのレビューを見ました。今後もクラクフの管弦楽団や、ナバーラ交響楽団の仕事は続けるとのことです。

私の記憶が正しければ、ブレハッチとヴィトの最後の共演は、昨年5月、プラハの春でのコンサートでした。(RBはベートーベンの4番コンチェルトを演奏。)

Guardian's review
classicalsource.com






ラファウ・ブレハッチの新譜より、3つのポロネーズを一部聴くことができます。 (op. 40-1, 53, 61)

3つのポロネーズを一部聴くことができます。 (op. 40-1, 53, 61)


こちらは、ドイツグラモフォンのFBより、ブレハッチの言葉:op.53について。

"Listen to Rafal Blechacz playing Chopin's Polonaise op. 53 in A flat major. For Rafał this polonaise is “perhaps the most perfect piece in the whole history of the polonaise, an incredible masterpiece. It possesses power and brilliance but also completely different colours, notably in the passage that sounds like a reminiscence of bygone days.





google + 

2013年8月21日水曜日

ドイツ・グラモフォンのFBとツイッターより

Deutsche Grammophon FB    Rafal Blechacz FB
Deutsche Grammophon twitter

"Rafal Blechacz returns with Chopin! His upcoming album, a recording of the Chopin’s Polonaises nos. 1-7, will be released in September."

月刊ショパン9月号

月刊ショパン9月号の「この秋冬、注目のピアニスト」の記事に、

ラファウ・ブレハッチさんについて、真嶋さん曰く「身体は華奢ですがダイナミックな表現もドラマティックな表現も、もちろん繊細な表現もできるし、瑞々しさ、匂い立つような独特なものを持っていますね。」 

と書いてあるそうです。(さいたま芸術劇場さんのツイートより)
(と、何人かのファンの方のブログなどでも、目にしました(^_^)



2013年8月8日木曜日

【輸入盤情報】ラファウ・ブレハッチ「ショパン・ポロネーズ集」

発売日予定

タワーレコード  89月320日
アマゾン      9月24日
HMV              89月30日 

** 今のところ、早く入手したい場合はタワーレコードかHMV、ベスト価格はアマゾンになっています。アマゾンは欧米主要国ですべて輸入盤が24日という予定になっていますが、実際各国の発売日はもっと早く、ドイツは国際リリースの9月6日、他国もその数日後に出されるようです。ポーランドは10日です。

HMVのアルバム説明が丁寧です(日本語)。

国内盤は9月25日、SHM仕様。 音質を求めるなら、国内盤を。


ユニバーサルのウェブサイトにも、新譜のページができました
これも。(同じ内容です
(8月15日追記)
「ショパンはポーランドが政治的にきわめて困難であった時代に生き、その状況をたいへん正確に作品に反映しました――そのことは彼が「ポロネーズ」と「マズルカ」を作曲するうえで、力強いインスピレーションの源泉のひとつとなりました。彼の「ポロネーズ」の英雄的な雰囲気はここに起因しており、祖国への愛がはっきりと聞こえてくるのです」(ラファウ・ブレハッチ―ライナーノーツより)

2013年7月18日木曜日

ウェブ放送のお知らせ 〜ラインガウ音楽祭のリサイタル、8月9日早朝

ラファウ・ブレハッチが7月3日に開いた、ラインガウ音楽祭でのリサイタル、@シュロス・ヨハニスベルクにあるFürst-von-Metternich-Saal が、ドイツのMDRやSWR2などで放送されます。

8月9日の午前3時5分から(現地時間の8月8日、20時5分から)

来日プログラムに近い演目です。(最初のバッハのみ、異なります。)


MDR プログラムページ  ← MDR は、このページからきけます。
こちらからも、MP3できけます。

SWR2 プログラムページ  

SWR2 はこのリンクからきけます。
SWRは、Radio RecorderをDLして聴く、という方法もあります。(予約録音可能)


**
放送予定は、予告なく中止/変更となる可能性もありますので、あらかじめご了解ください。


7月3日ラインガウの演奏会、チケットは早々に完売しました。

このリサイタルは、SWR2podcast で聴けます。右上のブレハッチの写真をクリックしてください。彼のインタビューも、英語でそのままきけます。(8月9日追記)




2013年7月16日火曜日

ラファウ・ブレハッチの新アルバム「ショパン・ポロネーズ集」、アマゾン等で予約受付開始。

タワーレコードとアマゾン等が、予約受付を開始しました。9月25日発売予定。

ユニバーサル・ミュージック

タワーレコード
SHM仕様になっています。(価格もSHM価格)

アマゾン

楽天ブックス

HMV

ドイツ・グラモフォンによれば、インターナショナル・リリースは9月6日です。
従って、輸入盤はもっと早いタイミングで入る可能性がありそうです。

アマゾンで輸入盤のリリース、9月24日。お値段は随分お求めやすくなっています。(7月20日追記)















** ブレハッチ氏は、現在、新アルバムのリリースに向け、編集作業に取り組んでいるとのことです。



2013年7月4日木曜日

ラインガウ音楽祭で、今季最後のリサイタル

7月3日、ラファウ・ブレハッチはドイツのシュロス・ヨハニスベルクにあるFürst-von-Metternich-Saalにて、ラインガウ音楽祭のプログラムとして、今季最後となる演奏会を開きました。喝采が長く続き、2つのアンコールでしめたということです。





プログラム・ページ
フェスティバルのPDFパンフ
ラファウ・ブレハッチは、20ページ目に登場。



ラインガウ音楽祭のブログより: ブレハッチ氏の写真3枚あります
















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2013年7月3日水曜日

ラファウ・ブレハッチのリサイタル@エッセン (エフゲニー・キーシンの代演)でレビューが2つ出ました。




Halterner Zeitungに掲載された、Klaus Stüblerによるレビュー

エフゲニー・キーシンの突然のキャンセルで、完売+追加でステージ上に用意された200席、合計2000人のお客さんのうち、5人に1人は払い戻しをしたこと(それでもほぼ満席ですね)、しかしラファウ・ブレハッチの優れた演奏で、演奏会が救われたこと、とりわけショパンの演奏に高い評価が書かれています。キーシンは指を痛めたようで(lädierter Finger)、2日前の6月29日に、ラファウ・ブレハッチとの交代が決まりました。6月30日はラファウ・ブレハッチの28歳の誕生日でしたが、エッセンへの移動日となりました。



derwesten.deに掲載された、Martin Schrahn によるレビュー

タイトルは、「ピアニストのラファウ・ブレハッチ、ピアノ・フェスティバルを苦境から救済」

「(.....) 不幸中の幸い:ポーランドのラファウ・ブレハッチ、あの2005年のワルシャワのショパンコンクールの目覚しい覇者が、この緊急事態の救世主となった。そして彼の演奏は、惜しみない喝采で報われた。」

「(.....) ブレハッチに関しては(有名ピアニストの代役を務めることで一躍脚光を浴びることとなった、他の若手ピアニストとは)若干異なる。ショパンコンクールの勝利で、彼はすでに名声を得て、世に知られて既に長く、このピアノ・フェスティバルも4回目の登場になる。この28歳の演奏を何回か聴いたことのある人であれば、彼の演奏が円熟味を増していることを知っているだろう。ベートーベンのソナタ第7番がそれを物語っている。今回エッセンで、ブレハッチはこの曲を激しい動作で演奏したが、繊細な音の創造者としての側面もみせた。」

「(.....) しかし、ブレハッチの音色は、ショパンの世界に深く根付いているようだ。ピアニストはサロン的な性質は絶対的に避け、テンポを遅らせることによるごまかしは頑として否定した。代わりに、私達は素晴らしいドラマを聴き、ポーランドの苦しみを映し出す、この作曲家の心情を見ることができた。ノクターンはブレハッチの手によってつらい夢のように作用した。”軍隊ポロネーズ”は刺々しい挑戦、作品63の3つのマズルカは、暗闇のささやきと英雄的態度の間を行き来した。そして、スケルツォ第3番の閃きのヴィルトゥオーソ。似つかわしい、憂鬱な感情が揺らめいた。」


** エフゲニー・キーシンの1日も早いご回復を、心から祈ります。

キーシン氏は、7月5日のコルマール、15日のモンペリエ、20日のラロックダンテロンでのリサイタルもキャンセルし、それぞれ代わりのピアニストが代演とのことです。(ロマノフスキー、コロベイニコフ、ベレゾフスキー)(7月18日追記)


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2013年7月2日火曜日

ラファウ・ブレハッチがエフゲニー・キーシンに代わって演奏@エッセン・フィルハーモニー


7月1日(日本時間の今日早朝)、ラファウ・ブレハッチは、病気のエフゲニー・キーシンに代わって、急きょルール・ピアノ・フェスティヴァルでリサイタルを開催しました。場所は先日シューマンのコンチェルトを弾いたエッセン・フィルハーモニー。
聴衆の大喝采に応え、アンコール2曲で返礼したとのことです。





プログラム・ページ

主催者による代演の発表
「ラファウ・ブレハッチが演奏会を救う」というタイトル。

代演を伝える報道 1  2  3 など多くみられました。

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ブレハッチ氏が他のピアニストの病気等で代わりに演奏したことは何度かあると思います。今すぐに思い出せるのは・・・

2006年夏のヴェルビエ音楽祭で、ラン・ランの急病の際、
2010年5月、シュヴェツィンゲン音楽祭にて、ネルソン・フレイレの手の故障の際、 

2011年10月、マリア・ジョアン・ピリスの急病で、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とショパンのコンチェルト第2番で共演(指揮:ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン)、

2012年5月、やはりピリスの代わりに、アムステルダム・コンセルトヘボウで、ベートーベンのピアノ協奏曲第3番を、ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団( 指揮:トレヴァー・ピノック)と共演。


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個人的な思い出ですが、
上記のエッセンの報道に載っていた写真は、私が3年前の6月にこのウェブサイトをリニューアルしたとき、カバーに使わせていただいた写真です。ブレハッチ氏がその年、2010年のルール・フェスで演奏したときの写真でした。当時、非常に限られた期間内にリニューアルするため、デザイナーの町田美紀さんにはたくさんの無理をお願いしましたが、このように素敵なカバー写真やデザインを考えてくださいました。改めて感謝申し上げます。その他、数多くの方々のヘルプでこのサイトが成り立ってきたことを改めて思い出しました。




2013年6月22日土曜日

ラファウ・ブレハッチの新アルバム「ショパンポロネーズ集」、9月6日に国際リリース


** このブログは現在夏休み中です。2013/14シーズンが始まるまでは、急ぎのニュース以外の新規記事は、原則としてアップしません。





各国のリリース時期は前後するかも。

6月13日のサルプレイエルでのリサイタルレポートが、ジャパンアーツさんのサイトにアップされています。

2013年6月21日金曜日

ブレハッチ、6月の演奏会から

ラファウ・ブレハッチの、6月の演奏会のまとめです。シューマンのピアノ協奏曲の後、3回演奏会がありました。

■ 8日 イタリアのブレシアにて、リサイタル

プログラムページ
大喝采とブラボにこたえ、アンコールを2曲(ショパン)

bresciaoggi.itに掲載されたレビュー
「・・・ラファウ・ブレハッチが聴衆に示したピアニズムは、際立った音楽性、自発的・直接的なアプローチ、音の色彩を入念に整えたうえでの熟成した音を創りだす能力に特徴づけられる。ここに、ラファウ・ブレハッチが放つカリスマの雰囲気が感じられる。・・・」




■ 13日、パリのサルプレイエルにて、リサイタル
プログラムページ
拍手が全く止まず、彼はアンコールを3曲弾きました。(ショパンのワルツ、プレリュード、ベートーベンのソナタop2-2よりスケルツォ)


■ 20日 ベルリン・フィルのコンサートマスター、ダニエル・スタブラヴァと、室内楽演奏会 @ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール

プログラムページ

Johann Sebastian Bach:  Sonate für Violine solo g-Moll BWV 1001
Eugène Ysaÿe:  Sonate für Violine solo e-Moll op. 27 Nr. 4
Claude Debussy:  Suite bergamasque 

Wolfgang Amadeus Mozart:  Sonate für Violine und Klavier F-Dur KV 376 *
Karol Szymanowski:  Sonate für Violine und Klavier d-Moll op. 9 *

本当に美しいコンサートだったそうです。アンコールは、ブラームスのバイオリンソナタ第3番より、アダージョ。*















ポーランドラジオ国際局のプレビュー(ドイツ語)
ニュースのオーディオファイルがついていますが、後半にブレハッチのインタビューの声が入っています。(ポーランド語で、ドイツ語の通訳ボイスオーバー)


Der Tagesspiegelに掲載されたレビューl
by Isabel Herzfeld

「同国の作曲家シマノフスキの作品を復興することは、ポーランド人ピアニストラファウ・ブレハッチの心からの願いだ。室内楽を探求するため、彼はダニエル・スタブラヴァという適切なパートナーを見つけた・・・・」


Morgenpostに掲載されたレビュー
by Felix Stephan

「挑発や対決をしないピアニスト
ラファウ・ブレハッチが、バイオリニストのダニエル・スタブラヴァと共演

(.....) その後、ラファウ・ブレハッチの澄み切ったノーブルな音色がほっとさせてくれた。
若いポーランド人で2005年のショパンコンクールの覇者は、ドビュッシーのベルガマスク組曲を極めて熟考した趣ある演奏できかせるため、これこそが良いのだと得心してしまう。ドビュッシーの、全く別の弾き方が好きであっても、である。ブレハッチは今も、中道を行く演奏家であり続ける。挑発や対決をしない、真摯なアーチスト。感情的になりすぎずに、曲の真髄にすっと入り込む。見かけは15歳の模範的な生徒がスタインウェイの前に真面目に座っている感じ。しかし、永遠の英知でその楽器を奏でる。

第2部で、彼は同じポーランド人のスタブラヴァとデュオで演奏した。モーツァルトのソナタヘ長調KV376では、全く対照的で矛盾さえ感じさせる2人だった。スタブラヴァは、ブレハッチの流麗なカンティレーナをエスプレッシーボに変え、愛らしい会話を憂鬱な雰囲気で受け止めた。(.....) しかし、シマノフスキのソナタop9、今宵のハイライトでは、2人は同じ方向へ、大胆に熱意に満ちて進んだ。このポーランド人の作曲家の初期の魅力的な作品が、ほとんどコンサート会場できかれたことがないとは、信じ難かった(.....) 」




2013年6月14日金曜日

電話インタビュー

ジャパンアーツさんのサイトに、ラファウ・ブレハッチの電話インタビュー(5月末の週)が掲載されました。

ジャパンアーツのウェブサイト

「私も楽しみにしています。みなさん、12月にお会いしましょう!」

これは良いインタビューです。読む価値があります。
















12月14日東京オペラシティコンサートホールのチケット

① 6月28日(金) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 
② 6月29日(土) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 
③ 6月30日(日) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 7月13日(土) 10:00a.m.~発売  一般        

オペラシティに関し、ジャパンアーツは、前回チケット購入者には、6月25日正午から、電話とWebの両方で、先行受付を行うそうです。
(前回購入の方からの情報です。前回、ジャパンアーツから購入というと、サントリーホールが対象かと思いますが、横浜みなとみらいを購入した人はどうなるのか、よくわかりません。


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しばらく更新しないと言いながら、もう禁を破ってますね。
いえ、本当に休んでます。(^_^;) 夏休みはとるつもりです。みなさまお元気で。


さいたま芸術劇場のフライヤー