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2012年11月14日水曜日

リサイタル・レビュー @サル・ポワレル (フランス)


English
フランス語の原文もこちらで。


ラファウ・ブレハッチのリサイタル(11月12日、フランスのナンシー、サル・ポワレル)のレビューです。 estrepublicain.fr に翌日掲載されました。

(Quote)
ピアニスト、ラファウ・ブレハッチが昨日サル・ポワレルでリサイタル

至高のアーティキュレーション

卓越した極めて美しいピアノ、サル・ポワレルでのロレーヌ室内楽協会シーズンの初回演奏会を飾る。


© Denis Mousty, estrepublicain.fr










ラファウ・ブレハッチはバッハのパルティータ第3番イ短調でリサイタルを開始した。フレージングとアーティキュレーションの非常に優れたセンスにより、この舞踏組曲で極めて優雅な解釈をした。夢想に浸ることはなく、かといって、彼の演奏に、冷淡さや硬さはまったくない。

続くベートーベンのソナタ第7番ニ長調では、ラルゴを痛切に歌い、最終章のロンドでは色彩の微妙な変化に、聴衆は心をとめた。

この若いポーランド人は、クロード・ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」の独自の演奏で、経験豊かな演奏者も含め、ピアノを学ぶフランス人に素晴らしいレッスンを与えてくれた。適切なペダリングにより、メヌエットとパスピエを快活に展開し、最も有名な曲「月の光」で夢心地の雰囲気をつくりだした。

カロル・シマノフスキのソナタ第1番ハ短調では、さらに彼の本領が発揮された。最初のアレグロから最終章のフーガにいたるまで、音を壮大に構成したが、ヴィルトゥオーソ性を見せつけることは皆無だ。ただただ叙事詩的な特徴を際立たせたいとの強い思いが感じられた。

大喝采を受け、アンコール1曲目に、若いアーチストはショパンのスローなワルツを演奏、気高い音色が響いた。
(Unquote)


**演奏会を聴いてきた、フランスのファンの方の感想です。(英語)


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