Preludia - Unofficial website for Rafal Blechacz

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2011年1月28日金曜日

Rafał Blechacz comes to U.S. and Canada

ラファウ・ブレハッチの今年の北米ツアーのスケジュールを、アップしました。2月6日から22日まで。
セント・ポール(ミネアポリス)、アナーバー、カンサスシティ、サンフランシスコ、そしてエドモントンにお住まいの方、お近くにお住まいの方は、この機会に是非。
現地にご友人、お知り合いのいらっしゃる方、是非教えてあげてくださいね。
(ただ、セントポールは、チケット完売のようです。。)

今年前例のない寒波・豪雪で、大変苦労されている方々のお話もきいています。私も雪国の出身なので、どういう状況かわかります。どうか怪我をなさらないよう、気をつけて、お元気でお過ごしください!


ツアー最終日の2月22日は、ショパンの201回目の誕生日。実はこの日がショパンイヤーの最終日なのですよ。(・・と信じています。)
ラファウ・ブレハッチは、この日、エドモントンにて、ショパンプログラム(コンチェルトホ短調とソロリサイタル)を演奏します。
彼のショパンのコンチェルトは、今後しばらくは聴けないかも。


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2011年1月20日木曜日

ラファウ・ブレハッチのアルバム「ショパンピアノ協奏曲」、2010年のベストセラー第1位に。(ポーランド)

English

ポーランドの大手メディアチェーンで書籍、音楽、ビデオ、ソフト等を販売するEmpikが、2010年の同店でのベストセラー商品を発表しました。ラファウ・ブレハッチのアルバム「ショパンピアノ協奏曲」が、クラッシック音楽部門で、2010年のベストセラー第1位に選ばれました。

Empik website
empikgroup.pl

bitznews.pl
madia2.pl
cgm.pl
magazyn13.pl
muzyka.onet.pl


(ニュース提供:アメリカのコンスタンツヤさん。この2月に、初めてラファウ・ブレハッチの生コンサートに行かれるということで、とてもとても楽しみにしていらっしゃいます。)

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ラファウ・ブレハッチとは関係がありませんが、今月始め、TV Project 2010のJerzy Szkamruk氏からメールが送られてきました。

このプロジェクトが制作したショパンに関するドキュメンタリー映画のプロモーションの目的で、トレーラーのリンクもついていました。映画ではショパンのポーランドでの生活にフォーカスを充て、イギリスのロック・グループ、ディープ・パープルのリード・ヴォーカルであるイアン・ギランがナレーションをつとめるそうです。もし、ご興味がありましたら、ご覧ください。このブレハッチの応援ウェブサイトを訪れる方々の中で、イアン・ギランの名を聞いたことのある方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?

トレーラー(Youtube)

TV Project 2010のウェブサイト

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2011年1月17日月曜日

オーストリアのテレビATVが、ラファウ・ブレハッチを紹介しました。(ビデオ)

English

オーストリアのテレビATVが、1月16日の番組”Highlights - Das Kulturmagazin ”の中で、ラファウ・ブレハッチを紹介しました。

ブレハッチのインタビューと、リハーサル風景――2010年12月10日、ウィーンのコンツェルトハウスでの演奏会の際、収録。オーケストラ:ウィーン放送交響楽団、指揮:コルネリウス・マイスター

放送は、こちらのATVのウェブサイトから見ることができます(ビデオ、ドイツ語)。
ビデオの日付け16.01.2011を選んでください。
ブレハッチは、10:48から登場します。


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2011年1月13日木曜日

ラファウ・ブレハッチの演奏による、リストのピアノ協奏曲イ長調が放送されます。――1月14日夜

English

1月14日、ポーランドラジオ2にて、ラファウ・ブレハッチの演奏によるリストのピアノ協奏曲第2番イ長調が、放送されます。
この演奏は、7年前の2004年1月18日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオにて録音されました。ブレハッチ18歳の時の演奏です。

1月14日夜21時から 22時からor 21時から???(日本時間)
(13日の夜プログラムページを見たら22時開始(現地14時)で、番組タイトルも変わっていました。番組の放送時間も30分に短縮に。)
ポーランドの14日の新聞によると、21時から(現地で13時)のままになっているそうです。
どちらが正しいか、わかりません!

(プログラム)
フランツ・リスト ピアノ協奏曲第2番イ長調
チャイコフスキー 交響曲第5番ホ短調作品64

ピアノ:ラファウ・ブレハッチ
演奏:ポーランド放送交響楽団
指揮:ヴォイチェフ・ライスキ

ポーランド・ラジオのプログラムページ
当日の番組表を見るには、上のカレンダーで14日を選び、Dwójkaの下の13:00 Trzy godziny pod słońcem14:00 Koncerty z pamięciをクリックしてください。

プログラムを聴くにはDwójkaを選んでください。
(さらに、上部右側にある4つの矢印マークをクリックすると、別ウィンドウが開き、WMAかFlashかを選ぶことができ、扱いやすいです。)


**このニュースは、ポーランドのファンである、ベアータさんとダナさんが発見して、お知らせくださいました。

しかし、放送に変更やキャンセルはつきものですので、あらかじめご了承ください。


**結局、21時から放送されました。お騒がせいたしました。(1月14日21時半)
番組では、この演奏は浜松国際ピアノコンクールに入賞した後であること、ショパンコンクールよりは前であること、Health Promotion Foundationの主催であることなどが説明されていました。

とてもパワフルで明瞭で、既に「完ぺきな」ヴィルトゥオーソの演奏!などの感想が寄せられています。

Chronologyでも書いておりますが、ブレハッチは10代の頃国内の音楽祭でもこの曲を演奏し賞を得ています。

「"きら星のような若いリスト演奏家"
・・・彼はこの作品で見せるべき要素:高い技術とロマンティックな想像性を、まさに正しく示した。つまり、ブレハッチ氏は、正しいリストの弾き手なのだ。
・・・彼は一本気で、にこにこして、才能がある。間違ったことをしていても、退屈させない。
明らかに、ピアノを弾くこと、非凡であることを楽しんでいる。
僕は彼がたいそう好きだ。きっとみんな好きになる。」(ジェイ・ノルドリンガー、2008年8月のザルツブルグ・デビューについて)

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2011年1月12日水曜日

「演奏後の静けさは、私にとって最高の賞でした。」――ラファウ・ブレハッチ、インタビュー

(English)

2010年12月11日、ドイツのラジオ・ダルムシュタットが音楽番組の中で、ラファウ・ブレハッチのインタビューを放送しました(ポーランド語)。20分近くの番組で、ブレハッチのインタビュー部分は2,3分でした。ポーランドのマジェナ・ヤフォルスカさんが英訳してくださいましたので、こちらにも掲載します。語学堪能なマジェナさんはラファウ・ブレハッチの大ファンで、11月30日のベルリンのリサイタルにも行かれました。その時の感想(英語)

ラジオ・ダルムシュタットの番組はこちらから聞けます。
http://www.geocities.jp/preludiarb/berlininterviewpolandradio.mp3

** この音声ファイルは、1月14日まで聞けるようにしておきます。

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(マジェナさんの英訳から)
ベルリンは催眠状態の静けさ

番組の中で、ラファウのベルリン・フィルハーモニー・ホールでのリサイタル・デビューの際行われたインタビューが放送されました。(注:インタビューは、11月30日のリサイタルの後行われました。)ジャーナリストの アルカディウス・ウバによれば、日頃から最高級の演奏家に慣れ、非常に耳の肥えたベルリンの聴衆も、ブレハッチのリサイタルに大変満足しました。

(インタビュー抜粋)

ステージではいつも何を考えていますか。あなたにとって聴衆とは?

R.B: アーチストと聴衆との絆は重要で、これは最初の音が鳴った時から、というより、アーチストがステージに現れた瞬間から始まります。誰かのために演奏するのだという感覚はとても大切です。四方の壁を聴衆にするのではなく――もちろんそれも、音楽家が演奏の準備をする段階ではとても重要なのですが、その後に来るもの、演奏家が多くの聴衆のために自分の演奏を提示できるとき、それは本当に嬉しいことです。

ベルリン・フィルハーモニーにて、2010年11月30日
聴衆がある特定の精神状態に入り込んでいるとき、演奏家はそれを感じ取ります。例えば、静寂を聴いたとき、聴衆が催眠状態にでもなったように静かなとき、私の演奏はうまくいったのだと、聴衆が私の演奏を本当に聴いてくれて、全ての音やフレーズをフォローしているのだとわかります。

ショパンのマズルカ作品17でそんな風に感じたのを覚えています。日本やドイツで何回か経験しました。一番最近ではハンブルグのライスハレ(国立歌劇場)でのことでした。最後のイ短調のマズルカを弾き終えた時、聴衆はいつもと違って、すぐには拍手しませんでした。10秒位、そんな静けさが支配しました。これは、私にとっては、最高の賞だったと言えます。最後の和音の後、拍手せずに静かだったということ、これは、聴衆が心から音楽に浸って、その後余分な音を聴きたくなかったということです。私にとっては、これはとても特別な、忘れられない出来事でした。

ショパンを演奏する際のアーチストとしての直感について。

R.B: ショパンの音楽には、あらゆる雰囲気や感情、色彩があります。メランコリックな、あるいは憂鬱な感情から、身震いするほどの喜びに至るまで――これは、若さのエネルギーや勝利の神髄とともに、主として初期の作品に表れます。ショパン作品を演奏するのに特定のレシピはありません。その時々で、様々な解釈上のアイディアが湧いてきます。

アーチストとしての将来のプランは?

R.B: アーチストとしての活動は3年前から計画しています。今は2013年のコンサートの予定を設定しているところです。世界中の聴衆のために演奏し、コンセルトヘボウ、トーンハレ(チューリッヒ)、ヘラクレスホール、そしてベルリン・フィルハーモニー・ホールといった偉大なコンサートホールで演奏することを、ずっと強く夢見てきました。ショパンコンクールの優勝以降それが実現し、2005年以降ずっとそれを続けています。もし10年後、15年後までこれを続けることができるなら、私はとても幸せだと思います。

演奏後、静けさが支配した、ハンブルグ・ライスハレのリサイタル(ビデオ)

「ラファウのインタビューを訳すのは、素晴らしい経験です。特別優れた人格の方であるのに加えて、最近ではめったに耳にできないような美しいポーランド語をお話になるからです。ラファウの純粋な子供のような笑顔を見るたびに、私はご両親に感謝したくなります。才能をしっかりと育て、同時にこんなにナチュラルで有り続けるように、子供の頃からずっと守ってくださった・・謙虚でありながら、とても勇気ある方々なのだと思います。」(マジェナ・ヤフォルスカさん)

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2011年1月8日土曜日

スペインでのラファウ・ブレハッチ――過去レビュー――今年はマドリッド/ブルゴスへ

English

私のアーカイブより、2010年8月27日、スペインのサン・セバスチアンの Teatro Victoria Eugenia で演奏するラファウ・ブレハッチです。.


「・・・彼は全てのことをアートに変える。論理と熱意を組み合わせた独特のソノリティに基づく言葉に変えるのだ。・・・ピアノに座る彼の姿がまるでピアノという楽器の延長のように感じられた。彼はあらゆるものを音楽に奉仕させた。・・・
私たちはこのピアニストの信じられないほどの成熟ぶりを観ることができた。彼は高度な技術と明確な主題を持つシマノフスキで、私たちひとりひとりに語りかけた。・・・ドビュッシーの「喜びの島」はフレッシュで適切なスタイルであり、極めて説得力があった。・・・」

ブレハッチは今年の3月に再びスペインを訪れます。例えば、3月22日は、マドリッドの Auditorio Nacional  de Musica でリサイタル。2007年5月以来4年ぶりとなります。
2007年当時のレビューを探しましたが、ちょっと見当たりませんでした。

代わりに、これは、2008年11月14日、バルセロナで演奏した、サンサーンスピアノ協奏曲ト短調に対するレビューです。
オリジナルのレビュー(スペイン語) "Scherzo"2008年12月号から。
Pere Porta Concerts(スペインのマネジメント)のウェブサイトより


栄光への道
Javier Pérez Senz

音楽での成熟は、年齢に関係がない。実際、一生成熟できない演奏家もいる。従って、若いポーランド人ピアニスト、ラファウ・ブレハッチ(ナクウォ、1985年)は、本当に特別なピアニストだ。2005年、わずか20歳でワルシャワのコンクールでの栄光を手にして以来、彼の活躍は留まることなく、ドイツ・グラモフォンから2枚のアルバムをリリースし、世界中の著名なホールが、なんとか彼を招へいしようと争っている。

確かに、毎年圧倒的な技術を持った若いピアニストが出現し、若年化が進んでいるし、ブレハッチのテクニックは並はずれて凄い。しかし、彼と他のライジング・スター達との違いは、彼の表現力の高い成熟度だ。23歳の音楽家としては、極めて稀な資質だ。

OBC (バルセロナ国立カタルーニャ交響楽団)の定期デビューにて、サンサーンスのピアノ協奏曲第2番を演奏した際、ブレハッチはその資質をいかんなく発揮した。ブレハッチは、虚飾や奇抜さはいっさい排除し、このフランスの作曲家の5つの協奏曲の中でも最も名高い協奏曲を、輝きと美しい響きで満たした。この作品は眩いヴィルトゥオーソ的要素のベールの下に、科学的ピアニズムを秘めている。ブレハッチは圧倒的な精密さと明瞭さで感傷を避け、最良のメンデルスゾーンを幾度も彷彿とさせる協奏曲特有の、生命力と躍動感にあふれる演奏をした。ビクトル・パブロ・ペレス指揮による伴奏は模範的だった。

アンコールに、彼は見事な詩心溢れる、清らかな雰囲気のショパン・マズルカを贈った。

衝撃のピアニスト。さまざまな出来事が迷わせない限り、栄光への道を進むにちがいない。

Scherzo, 2007年11月号
この記事の号とは違います。

(レビューの最後の短いパラグラフは、オケの曲に対するコメント、ここでは省略します。)

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2011年1月2日日曜日

2010年11月30日、ベルリンでのラファウ・ブレハッチ

English

在ベルリンのポーランド大使館のウェブサイトより
2010年11月30日、ベルリン・フィルハーモニーでのリサイタルにて演奏するラファウ・ブレハッチ。
ドイツ、ポーランドの政府高官らしき方々の姿も見られます。
(ドイツの元大統領が臨席されたと、ファンの方の感想にありました。)

ベルリン・フィルハーモニーにて2010年11月30日

このブログでの関連記事:
レビューなど(日本語)
ファンの方の感想(英語)


ベルリン・コンツェルトハウス
ラファウブレハッチは、 2011年4月7日、ベルリン・コンツェルトハウスでのリサイタルにて、再びベルリンで演奏します。

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