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2011年11月3日木曜日

秋、ロンドンからスイスへ

観測記録上初めて10月の積雪となったアメリカ東海岸、場所によってはいまだ夏日と呼ばれるほど日中気温の上がる日本。ともあれ、あっという間に11月になってしまいました。

先日思いがけないBBCへの出演で音楽ファンを喜ばせてくれたラファウ・ブレハッチ。マズルカも素晴らしく、加えてBBCのピアノの音がとてもよかった、とか、ブレハッチの前向きな態度が印象的、とか、ユーモラスで明るい口調が素敵、とかいう声をいくつも聞きました。

26日のロンドンでの演奏会の直前に、ソリストのピレスが体調不良を理由に出演を辞退、ブレハッチに声がかかったのが24日の朝。インタビューでいみじくも述べていたとおり、ブレハッチにとってはちょうど良いタイミングでした。ドイツ公演を17日に終え、スイス公演は11月2日から、しかも11月11日のパリ公演用に、ショパンコンチェルトの2番は集中して弾き込んでいた由。(2番を演奏するのは、去年の10月6日サントリーホール以来、1年ぶり。)あっという間の事態の展開でしたが、演奏を絶賛するレビューも出て、良い演奏会だったであろうことが想像できます。

その後、11月2日の夜20時から、スイスのフリブール(フリブール大学講堂)にてリサイタルを開催、アンコールを2曲も弾いたそうです。私の知る限り、このホールでのリサイタルは2008年春のスイスツアー以来かと思います。アンコールはショパンのワルツop34-2、マズルカop17-2、日本のファンにとっては懐かしい曲ですね。このあとは4日がジュネーブ、7日がチューリッヒ、彼にとっては共に馴染み深いコンサートホールとなります。さらなる活躍を祈って。。