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2011年8月24日水曜日

サル・プレイエルでの笑顔

アイリーンのニュースに釘付けになっています。東海岸の皆様、どうかご無事でいらっしゃいますように。。!(8月27日)


フランスのライター、カルメンさんが、今年6月7日、パリのサル・プレイエルでの、ラファウ・ブレハッチのリサイタルに行かれた際、終演後バックステージで撮られた写真を、ご自身のブログにアップしておられます。なかなかの評判です 
(De la note à la plumeをクリックしてください。)

他のピアニストに関する著作をお持ちの方ですが、ブレハッチの演奏を初めて聴いたとき、「これだ!ショパンはこんな風に弾いていたはず。」と思ったそうです。

同じ記事に、サル・プレイエルでの演奏会レビューと、少し前になりますが、2月の米国、カンサスシティーでの演奏会レビューを載せておきました。カンサスシティーは、当地の音楽誌KC Metropolisで、彼の演奏会をEditor's choiceとして選んでいます。(8月17日)彼の新譜に入るとされているドビュッシー、シマノフスキの曲に関しても、高い評価が得られています。

ブレハッチの弾くドビュッシーは、世俗を超えた美の結晶、というイメージを持っています。人間くささが好きな方には、どう受け止められるのだろうか。レビューを見る限り、「版画」よりも、「ピアノのために」が、そしてそれよりも「喜びの島」が、評価が高くなってきているように感じます。私は彼が演奏するドビュッシーのどの曲も、とても好きです。鮮やかな色彩のドットから成る点描画を見ている感じがすることもあります。

シマノフスキの「プレリュードとフーガ嬰ハ短調」のフーガ、「ピアノソナタ第1番ハ短調」は、既に録音され世界中の演奏会で好評を博してきた「変奏曲作品3」と同様、作曲家が20代前半に、(ブレハッチより若い頃)書いた初期の作品です。聴くたびに、その時代に連れて行かれるような雰囲気を感じます。今後、後期の個性的な作風へも進むのだろうか。ブレハッチを知るまでは、この作曲家のことは知りませんでした。興味深く、待っています。

これら5曲が本当に新譜に入るのか、私は特に調べてません。DGの発表を楽しみに待ちます。(新譜についてはしばしば質問を受けるのですが、このサイトはそれに答える立場にはありません。DGやユニバーサルの公式の発表や、関連の報道・広告があれば、それを見つけたいと思います。)
うち、シマノフスキの曲は、演奏会での演奏が数回というタイミングで録音セッションが行われ、これまでのアルバム録音パターンとは異なる点も注目しています。

2009年以降、ドイツグラモフォンが創立111周年の記念アルバムセットをいつくか出しましたが、いずれにもラファウ・ブレハッチの演奏が含まれています。どのアルバムに何が入ってるのだっけ・・と思い、整理してみました。ご興味がありましたら・・

2002年の、ルービンシュタイン国際青少年ピアノコンクールの際の写真と、同じ時期(02年~04年のいずれか)にドゥシニキのショパンフェスティバルに参加した際の写真です(これもカルメンさんのブログです)。早くも、ピアノの詩人的表情が。

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最近になってラファウ・ブレハッチを知った方、このブログを見てくださるようになった方もいらっしゃるようです。 このブログは今のところ、英語が主、となっており、日本語はあまり詳しくありません。なかなか両方カバーできなくてごめんなさい。このアーチストのニュース等にとても興味をお持ちでしたら、英語側も是非ご覧ください。