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2010年10月9日土曜日

ラファウ・ブレハッチのインタビューon読売新聞 / 愛知芸術劇場での素晴らしいリサイタル


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ラファウ・ブレハッチのインタビューが、読売新聞(10月5日)の夕刊に掲載されました。

「・・今年は大統領機の墜落があり、洪水にも見舞われ、ポーランド人が哀しき結束をした1年だという。だが、コンクールのこの時期、”ポーランド人は楽しみながら結束している。”・・・」

ブレハッチの記事の下にあるのは、ツィメルマン&ハーゲン弦楽四重奏団の演奏会(9月28日)のレビューです。
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ラファウ・ブレハッチの、愛知芸術劇場でのリサイタルを鑑賞した方から、様子をおききしました。

ラファウ・ブレハッチの美しい音が、ホールの隅々まで宝石のように響いたそうです。
「特に1番と2番のポロネ-ズ、あんないい曲だったかと魅了されました。2 5歳と思えない。音楽が出来上がっていてこれから歳とったらどうなるのでしょう。バラード2番も立体的で、ちっとも慌ただしくないのです。」
アンコ-ルは、英雄(!)と、遺作のノクターンにマズルカ作品50-2。

**アンコールに英雄を弾いたのは、彼のgenerosity (寛容さ)の表れ、と、アメリカ人の方のコメントがありました。表れ、と言えば、この読売新聞の写真、うまいですね。このアーチストの知性や静けさが伝わってきます。私は個人的に彼の写真を集める趣味は全くないのですが、ブログを運営する立場上、アーチストの写真はなるべくコンテキストに合ったものを、と心がけています。ビジュアルはイメージに大きく影響してしまいますので。しかし、「これはイメージぴったり!」と思う写真に出会うことは極めて稀です。やはり、大新聞のフォトグラファーの視点は効果的だと思いました。

**ついでに言うなら、この記事のタイトルにもなっている、「大切なのはそれ(音楽の美しさ)を自分の本能のままに素直に表現すること。」という部分。おそらくブレハッチが使った単語はintuitionだと思いますので、普通に訳せば「本能」でなく「直感」になります。

「自分の直感に耳を傾けることが大切。」とは、ブレハッチが常に口にしている言い方ですよね。
これを本能にすると、かなりニュアンスが異なるのですが、記事を書いた方も何か意図があってこのワードチョイスにしたのだとは思います。
なお、intuitionには、「直感」、「直観」どちらもあてはまるのですが、私は前者の方が彼の言わんとすることに近いような気がして、いつもこちらを使っています。

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