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2010年10月6日水曜日

ラファウ・ブレハッチ、東響・大友直人との共演、再び。@サントリーホール

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「彼は既に巨匠の音と雰囲気を持っている。」
サントリーホールにて、10月6日に行われた、ラファウ・ブレハッチ特別演奏会の前半を聴いた後の、連れ合いの感想です。
去年より音がマイルドに熟成したと申してました。
前半は、ショパンのポロネーズ作品26、マズルカ作品41、バラード作品23。
「ルービンシュタインに似てきたね。」

休憩後の、ショパンのピアノ協奏曲ヘ短調(東京交響楽団、大友直人指揮)は、絶品でした。
深く美しい音色のオーケストラは、ラファウ・ブレハッチの滝が流れ落ちるような音の配置とテンポにぴたりと合わせ、ソリストとオケはよく聴き合い、アンサンブルはほとんど完璧。サントリーホールの質の高い音響がその調和を助け、彼の弱音の絶妙な美しさも過不足なく受け止めます。
万雷の拍手とブラボの声に、ラファウ・ブレハッチは3曲のアンコールで返礼しました。(快速でごきげんなワルツ作品34-3、しっとりとマズルカ作品50-2、心の深いところにしみわたる、遺作のノクターン。)  演奏会後のサイン会には、大阪と同様、気が遠くなるほど長い待ち列が見られました。


「本当に素晴らしいオーケストラだ。同じオケ、同じ指揮者と、ラファウは浜松で2003年に演奏したんだよ!」(クシシュトフ・ブレハッチ氏、ピアニストの父君)


「ブラボーな演奏でした。澄んだ音、新鮮なコンチェルト!」(gomimi、会議通訳者)

「ラファウの日本公演での成功をとても嬉しく思います。こちらではショパンコンクールを聴いていますが、ラファウのように弾く人はいません。」(ダナ、ポーランド)

「ニューヨークの公演時から、さらに音楽が広く、そして深まっている。」(クリスティアン・ツィメルマン←twitter by japan_artsより)

(注:2008年10月の、NYフィルとの共演を指しているようです。@リンカーンセンターのAvery Fisher Hallにて、ブレハッチは同じ協奏曲を2回演奏しました。うち、10月11日の演奏は、NYフィルのウェブサイトや全米のラジオ局から約2週間にわたって放送されました。このNY滞在中ツィメルマンと会った、とブレハッチは去年のインタビューで述べています。)


**twitter by japan_artsに、この演奏会を見に来た、ツィメルマンとの写真が掲載されています。

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