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2010年8月31日火曜日

サン・セバスチアンでのブレハッチ (プレビュー+インタビュー)

English

ブレハッチは8月27日、スペインバスク地方のサン・セバスチアンでリサイタルを開きました。リサイタルに先立ちNoticias.comに掲載された、Oier Aranzabalによるプレビューです(オリジナル:スペイン語)。先日記者会見のビデオをアップしましたが、その時の発言も引用されています。

「La Quincena (サン・セバスチアンの長い歴史を持つ夏の音楽祭。)のような場で演奏するのが夢でした。それが実現しています。」
25歳の演奏家、今日、ビクトリア・エウヘニアでリサイタル。
ツィメルマン推薦の、2005年ショパンコンクールで優勝したポーランド人演奏家。

Blechacz in San Sebastián , August 26

コンサートのプレゼン(記者会見)に向かうブレハッチ

ピアニストのラファウ・ブレハッチ(1985)の演奏を聴くのは容易ではない。彼は年間40回しか演奏会で弾かない。この「上限」は超えてはならない。そうすることによって、彼は新たな作品や録音にとりくみ、音楽とは無関係の分野の勉強にも取り組んでいる。今日の20時、テアトロ・ビクトリア・エウヘニアのコンサートに行く聴衆は、ポーランド人ピアニストクリスティアン・ツィメルマンが推す若い才能を聴く機会を得る。
「この若い演奏家の演奏を初めて聴いたのは、ツィメルマンからの電話がきっかけでした。ツィメルマンが私に毎日電話するような人でないことはわかるでしょう?」とLa Quincenaのディレクター、パトリック・アルファーヤが昨日話していた。

多くの受賞歴があるブレハッチは、何といっても2005年のショパンコンクールの優勝者。今回、3人の作曲家の作品を披露する。ショパンと、カロル・シマノフスキー、そしてクロード・ドビュッシーだ。
「私はこの3人の作曲家の関係を示したいのです。うち2人(ショパンとシマノフスキー)はポーランド人です。」とピアニストは説明した。ヨーロッパでの知名度は比較的低いが、極めて興味深い作曲家として、彼は2人目のポーランド人作曲家を称賛した。
「聴衆は私がショパンの作品を多く弾くよう期待していますが、ショパンほどの知名度はないにせよ、非常に聴くに値する他の2人の音楽家を演奏することも、重要だと思います。」と付け加えた。

ブレハッチはドイツ・グラモフォンによる新アルバムの準備も行っており、新アルバムにはシマノフスキーの作品を紹介する予定と、記者会見で説明していた。リサイタルで彼の作品を弾くのは、録音の準備を進めるよい機会だと言う。

生誕200年:この演奏会で、la Quinceraは200回目の誕生日を迎えたショパンに敬意を表したいと考えている。この歴史的作曲家と強い絆のある若いピアニストは、ショパンと深く関係する典型的なポーランド音楽とバラードを演目に決めた。
「ショパンは私たちの国の民俗音楽を愛していました。このことは、このポーランドの巨匠の人物像をよく表しています。」と彼は説明した。「また、バラードを選んだのは、全ての音楽家の人生を忠実に反映する音楽だからです。」(注:ここでは、バラード1,2番のことをさしています)。

25歳になったばかりのラファウ・ブレハッチは、ポーランドの偉大な演奏家ツィメルマンの足跡を追っているように見えるが、彼自身も高い評価を受けている。これまでDGから4枚のアルバムをリリース(原文通り)、うち2枚はショパンの、1枚はハイドン、ベートーベン、モーツアルトの作品、最新アルバムは世界で最も優れたオーケストラとされるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と共演した。

サン・セバスチアンでのリサイタルの後は、日本、フランスのツアーへと向かい、2010年の40回のノルマを満たす(原文どおり)。世界中で演奏し名声を得ても、彼は静かで地に足がついている。
「今回のような場で演奏するのが夢でしたが、達成できています。これからも、仕事と音楽と、そしてもちろん自分の人生を楽しんでいきたいと思います。」


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