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2010年6月18日金曜日

ラファウ・ブレハッチ、サル・プレイエルでのリサイタル~レビュー(フランス)

ラファウ・ブレハッチは6月14日、パリのサル・プレイエルでリサイタルを開きました。
resmusicaというサイトに掲載されたJean-Baptiste de La Tailleによるレビューです。

オリジナル・レビュー(フランス語)
Preludia(英語)での掲載



  



ラファウ・ブレハッチ
エキサイティングなリサイタル
ラファウ・ブレハッチの登場をもって、サル・プレイエルの今期のピアノシーズンは終了した。同国のクリスティアン・ツィメルマン以来30年ぶりに高名な2005年のショパンコンクールに優勝、4つの特別賞も独占したピアニストは、以降、堅実に国際的キャリアを積んできた。


彼のプログラムは、昨年のシャンゼリゼ劇場ととても似ていた。バッハ、モーツアルト(同じソナタ!)、休憩、ショパン。


最初はバッハのパルティータ第1番、彼のアプローチは確信に満ていたが、呼吸が欠けており、急ぎすぎていたのは残念。右手はもっと歌ってほしかった。


モーツアルトのK570で、がらりと違った世界を展開、彼はやはり轍をつけない、高潔な演奏。なかなか新鮮で、第1,3楽章は茶目っけが、アダージオの中間章には物悲しさがあった。
ラファウ・ブレハッチはプログラムの前半をフランス音楽で締めた。クロード・ドビュッシーの三部作「ピアノのために」だ。非常に多様なタッチ、(トッカータも含め)純粋にデジタル的になりずぎず、ペダルを多用することもなく表情豊かに弾く能力は、大きな称賛を集めた。

生誕の年ということで、どうしてもショパンの曲を花束にしなくてはならず、後半はショパンだった。ブレハッチは、まるで慣れ親しんだ土地を運転しているかのよう。ショパンコンクールでの優勝に加え、彼はドイツ・グラモフォンから前奏曲集と2つの協奏曲をリリースしている。

舟歌の解釈はやや速すぎた感はあるが、スケルツォ第1番の組み立ても、マズルカや英雄ポロネーズのダンスの上品さも素晴らしい芸術性だ。ピアニストは程よくルバートを使い、弾くことの喜びが目に見え、最後の作品を、重くなりすぎずに壮麗に弾くやり方を心得ていた。聴衆の多くは熱狂的にもっと聴きたいと望み、ポーランド人ピアニストから2つのアンコールを得た。再度ショパンのノクターンと、ベートーベンのソナタ作品2の2.


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