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2010年6月13日日曜日

ラファウ・ブレハッチのドルトムントでのリサイタル―レビュー(ドイツ)

English




Julia Gaß による、6月12日のラファウ・ブレハッチのリサイタル@ドルトムントのレビューです。




Blechacz at Dortmund Konzerthaus



ラファウ・ブレハッチがピアノフェスティバルを感化
ドルトムント



20から25歳位の多くの優秀な若手ピアニストが大舞台で次々と活躍するというめずらしいことがおきている。今年彼らはこぞってショパンを弾く。しかし、ラファウ・ブレハッチに匹敵する演奏家はまれだ。



By Julia Gass

24歳のポーランド人は、5年前のショパンコンクールで格段の優秀さを発揮して以来、「ミスター・ショパン」とみなされている。金曜日、彼はドルトムント・コンチェルトハウスでの、ルールピアノフェスティバルに招かれた。ショパンはプログラムの後半。前半は、バッハ(パルティータ1番)やドビュッシー(ピアノのために)で、どれほど明瞭に大音量で速く弾くことが可能かを示した。彼のもつ高度な技術で演奏するとき、こうしたハードで攻撃的なアタックがいかに効果的かをまのあたりにし、聴衆は速いテンポに目がくらんだ。

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ミスター・ショパン

ブレハッチのモーツアルトは、24歳の彼がショパンを弾くときのような魂は感じられない。ソナタ17番は完ぺきに聴こえたが、ショパンに比べるとごく冷静だ。そして同国の作曲家への尊敬からか、彼が選んだショパンの曲は決してやさしいものではなかった。ポーランドのリストとして、ブレハッチはスケルツォホ短調の中に、文字通り"Presto con fuoco"を表現し、ハリケーンが劇場を席巻したかのようだった。



コロラトゥーラのように鍵盤が歌う
ブレハッチのショパンは、煌めき、輝き、まるでコロラトゥーラの歌手のように鍵盤を歌わせる。さらに、バラード変イ長調では嵐と強勢と深い物語が全部語られた。マズルカのそれぞれの小品にも、様々な表現上のニュアンスがあったのだと気付かされ、曲の進行とともに年代が重ねられる。

ブレハッチは完ぺき主義者だ。ショパンでは、表現力がそれに重なる。ショパン最後のピアノ曲「幻想ポロネーズ」で、彼が美しい旋律の響きのドアを開き、表現の世界に導いてくれるそのやり方は、ルービンシュタインか、あるいは、ショパンコンクールの覇者であったクリスティアン・ツィメルマンにしかできなかったものだ。至高のショパンに対して、スタンディング・オベーションが贈られた。


(全ての単語を精査する時間がとれないで書いた英訳に基づく日本語です。かなり大ざっぱです。その後、英語は修正し、正確な英訳になっています。)


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