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2010年5月25日火曜日

ラファウ・ブレハッチのインタビュー、「美学:音楽の哲学」(ポーランド)

(English)
5月22日、ポズナンにて演奏したラファウ・ブレハッチですが、前日に地元ラジオ局のインタビューを受けました。


Original interview (Polish)




哲学は僕を豊かにし成長を助けてくれます。


インタビュアー Alina Kurczewska、Marek Zaradniak
人生、ショパン、哲学について.


―とても忙しい生活ですね。夕べポズナンに着いて、金曜にはリハを2回。明日土曜日には18時からポズナン管弦楽団との演奏会です。いつもこんな感じですか?

いつもではありません。今回はたまたまです。こういう状況だと、鍛えられますよ。(今年は)年間の演奏会は45回までにしています。


―4年前、ドイツグラモフォンと契約なさいました。これまでの3枚のアルバムは大成功でした。契約が終わろうとしていますが、この後はどうなりますか。


次のプロジェクトのために、契約はすでに更新しました。次のアルバムはソロアルバムになる、とだけ言っておきましょう。


―ショパンコンクールの優勝者として、次の若い仲間たちへの助言はありますか。

ほかの人に助言を押し付けるつもりはありません。人それぞれ、性格は違いますから、各自が自分にとって最善のやり方や行動を自覚する必要があります。


―大規模な協奏曲より、室内楽の方が好きですか。

最近、僕はオーケストラとの共演より、ソロプログラムの方が多くなっています。両者は異なった状況で、比較はできません。僕はリサイタルが好きです。僕は本当に一人で聴衆と向き合います。オーケストラとの共演ですと、一緒にチームとして演奏しますが、これも楽しい経験です。オーケストラでありながら、リハでは彼らは最初の聴衆でもあるわけです。

―あなたの生活は音楽だけではありませんね。哲学の勉強をなさっています。トルンの大学で、博士論文を目指しています。ロマン・インガルデンと彼の受容理論に魅せられているとのことですが、なぜ、この論点を選んだのですか。

ロマン・インガルデンと現象学の潮流へと僕を導いてくださったのは、偉大なポーランド人現象学者であるAntoni Siemianowski 神父でした。このテーマに入り始めた時、僕の人間性を高め、演奏に影響するテーマだと気づきました。これらは全てつながっているのです。今は、音楽の哲学である美学に焦点をあてています。
(End)



ブレハッチ、ダブル・プラチナ・ディスクを受賞 (ポーランド語)



08年秋にトルンのニコラウス・コペルニクス大学の哲学科で博士課程の授業を聴講するようになって以降、ラファウ・ブレハッチは、音楽の哲学である美学にとりわけ関心があるとし、現象学・美学の権威であるインガルデンの名も何度かインタビューであげていました。
今回のインタビューでも、その話題が出ました。


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