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2009年8月19日水曜日

ラファウ・ブレハッチのCD「ショパン協奏曲」が、ドイツグラモフォンのサイトで視聴できます。

今回も海外の音楽ファンの方に教わりました。

ラファウ・ブレハッチの新CD「ショパン協奏曲第1番・第2番」、
ドイツグラモフォンのサイトで試聴できるそうです。
1番、2番とも、第1、3楽章の一部が聴けます。

こちらです。


視聴したラファウ大好きさん達から、即日届いたメールより(引用させていただきます。アリガトウ)

……特にNo.2、それこそ"Maturity"な演奏だと思いました。このNo.2は、NYでの演奏しか聴いたことないから、特に感動!!
あんなに澄んだ音、どうやったら出せるんだろう?オーケストラ、会場、指揮者が良いだけじゃあの音はだせないぞ~!まさしく、ラファウパワー!ラファウワールド!!ラファウマジック!!!早くCD聴きたいですね!!!! (アメリカ)


素敵!2番の1楽章を聴いていて、いつのまにか笑顔になっている私。笑顔が止まらない。私の大好きな楽章だけど、どの音もこれまでで一番綺麗。1番の3楽章はエネルギッシュでわくわくしました。本当とってもうれしいです。予想してたより、ずーーと美しい演奏。ラファウって天才!でもフランスではCDの発売は来年の2月か3月なんです。辛抱強く、待ちます。(フランス)


もう、ノンストップで聞きました。ラファウの演奏、すごい!!!!
ショパンのような演奏、しかも若い時代のショパンの演奏ね。
ディテイルまでちゃんと聴けました。
ポポヴァ・ズイドロン先生が、以前、ドゥシキニでおっしゃっていました。
「すでにこんなに美しく弾くラファウ。50歳になる頃は、一体どんな演奏をするのかしら?」
私は、すでに思います。コンクールから4年でこんなに進化したラファウは、今から4年後、どんな演奏をするのかしら?(ポーランド)




ユニバーサルのサイトに、ようやく新CDの情報がアップされました。
10月7日の発売です。
すでにたくさんのサイトで宣伝されてますので、予約済みの方も多いと思いますが。。

ご存知のように、ライブとゲネを含め、1回3時間~3時間半の録音セッションを6回も続けた中から選び出した、エッセンスの結晶です。アーチスト達の汗とこだわりと喜びを、ありがたく受け止めたいなあ、と思っています。



さて、他のラファウ大好きさん達と同様、きりんも、結構ショック状態です。
ピアノってこんな風に弾けるものなの?
オケもすごい。ソリストが言ってたとおり。
ファゴットもホルンも、こんな風に吹けるものなんですか?

本当に、ラファウ・ブレハッチはこんなに若いのにとってもmatureになってしまって、この先どうなるのか心配。
と、以前、彼のモーツアルトを聞いた評論家の宇野さんも書いてましたね。  



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2009年8月13日木曜日

ラファウ・ブレハッチ、ポーランドラジオ2のインタビューを聴いて(雑感)

8月9日、ポーランドラジオ2にて、ラファウ・ブレハッチのインタビューが放送されました。7月に録音した新CD "Chopin, The Piano Concertos"(邦題:ショパンピアノ協奏曲第1番&第2番)について、哲学の勉強について、今後の予定などの部分を、ポーランドのファンの方が英語にしてくれ、ポストしておきました。(前半です。後半は明日。)

インタビューは30分位あり、おおむね、既に他のインタビューで話しているラインだったそうで、新し目のところだけピックアップしてもらいました。
今回は英語が堪能な方が関与したので、読みやすい英語になっています。




(↓関連インタビュー等です。ご参考)

CD録音のため行われたアムステルダムでの演奏会に関するレビュー(日本語)
このレビューアーが、今回のインタビューを担当しました。

RMF classicとのインタビュー(日本語)

ポーランドラジオ1とのインタビュー(英語) 7月に放送←こちらのページから、ラジオ局のアーカイブで、ラファウ・ブレハッチのインタビュー(音声)の前半が聞けます。




英語はちょっと。。。という方も、上記日本語分だけ見ていただければ、ブレハッチの最近の発言のポイントはつかめると思います。今後リリースに向け、もっと多くのインタビュー等出てくると思いますが、基本線は常にこのへんだと思います。

今回のポーランドラジオ2とのインタビューでは、2011年にアメリカで、リストのコンチェルトを演奏する旨、再度発言がありました。「リストのコンチェルト」は今回も複数形になっていました。デュトワとの再共演を楽しみにしているそうです。初共演は2008年11月ロンドンでした。

DGとの新契約に基づく新CDについては、「ポーランドの作曲家の曲が入る。ショパンではない。その他の曲も含め、現在取り組んでいる。まもなく、演奏会でも演奏を始める。」とのこと。しかし、「詳細はまだ言いたくない。」そうです。想像はつくのですが、書くことはひかえましょう。


今回のインタビュー、私はラファウ・ブレハッチの話し方に非常に感銘を受けました。声のトーンが明るくて、とても聞きやすいのです。
いえ、ポーランド語を聞いて理解できるのではありません。が、英語スピーカーからの類推で、彼がどのような話し方をするタイプなのか想像できます。滑舌がよいのでききとりやすく(おそらく!)、文章もそのまま書き下してもちゃんと読めるような、正しい造りの文章なのだろうな、と想像します。繰り返し発言している内容なので、言いよどみがなく、説得力があるのでしょう。

本をよく読む人なので、語彙も洗練されているのでは。
と想像していたら、ポーランド系の方が、こう言ってました。

...yes Rafal is very assuring during interviews and very smooth
and communicative and well versed. He talks without hesitation and in a
very good literary Polish.

確かに自信に満ち、自分の話すべきことが明確なので少しの迷いもない感じ。
書き言葉のようにきれいな文章。

今回は、さらに、電話を通じてのインタビューでしたので、一層意識してクリアーな話し方をしていたようです。


日本語に変換したものを見ていただくだけでもわかるのですが、ショパンの曲に対するご自身の進化・深化に関することがらも、非常に緻密で詳細な説明をしています。この方はよく、「音楽のいいところは、言葉を使わないところ。」と、言葉の有限性と対比する形で音楽の無限の素晴らしさを表現していますが、実際、極めて繊細に言語を使って思考する人だと思います。哲学を専攻しているのだから当然といえば当然なのでしょうけど。目に見えないものの価値を言葉で説明しなくてはいけませんから。おおざっぱな人間は、従って、彼の話を聞いても、表面だけ見て、ディテールまで意識が向かないこともあるだろうな、といろんなインタビューを見ていて感じます。

「年を重ねるごとの、音楽家としての自然な成熟に伴い、自分の演奏も変わっている。」ということを最近ときどき発言しています。
演奏も、演奏家としても、(おそらくはひとりの人間としても)ほんの数年の間に変わってきているなあ、と、彼方で見ていて思います。



声のトーンに興味のある方は、上記ポーランドラジオ1のアーカイブで、彼の声を聞いてみてください。インタビュアーのおじさまの、ぐにゃっとした語りとは異なり、しゃきしゃき話しています。


ラファウ・ブレハッチは英語で話す場合も、一音一音が響くような発音です。(まるで彼のピアノのよう。)母国語の影響か、母音はあまり幅広くないのですが、子音は意識的にはっきりとキレイに発音する人だと思います。落ち着いたアルト、というイメージ。(男性にアルトは変かもしれないけど、とんがった声じゃないということ。)  



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2009年8月5日水曜日

ラファウ・ブレハッチのモーツアルトソナタ第16番(ボーナストラック)

ラファウ・ブレハッチのCD「ソナタ集」のオンライン版には、オンライン版のみアベイラブルなボーナストラック「モーツァルトソナタ第16番ハ長調1楽章」が入っています。
以前このことを知って、フランスのサイトから(フランスのファンの方の協力によって)ゲットし、ブログにも書いたことがあるのですが、日本で入手できるかどうか、わかりませんでした。
先ほど、別の用でi-Tunesを見ていたら、日本のi-Tunesで購入できることがわかりました。
i-Tunesの「ウィーン古典派ソナタ集」のところで150円で買えます。
(国内版だけです。輸入版にはこの曲は含まれていません。)
本当に素敵な清涼な演奏です。是非是非、お聴きください。