Preludia - Unofficial website for Rafal Blechacz

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2009年1月22日木曜日

"ACROS"福岡シンフォニーホール情報誌より

福岡シンフォニーホールの情報誌"ACROS" 2009年1月号より。

今回の曲目、ベートーベンピアノ協奏曲第4番について、ご自身はどのようにイメージされていますか。

この曲は私自身とても好きな曲のひとつです。中でも第2楽章の響きが生み出す雰囲気は、ギリシャ神話で黄泉の国ハデスからユーリディスを救い出したヒーロー、オルフェウスを連想させます。緻密に計算されたオーケストラとソリストとの音の響き合いは、信じられないほどに劇的で、ある一方では恐怖を、そしてその反面では同時に愛情と慈悲の精神を生み出します。この曲は春の季節のような色合いを呈していますが、その曲のドラマティックな面も聴きどころのひとつでしょう。この曲を含め、ベートーベン自身の才能を、音楽家そしてピアニストとして非常に尊敬しており、この曲を演奏できることをとてもうれしく思います。

アクロス福岡シンフォニーホールは2006年11月のソロリサイタル以来、約2年ぶりの公演ですが、今回の福岡公演にかける抱負を教えてください。

前回はショパン・コンクール後、初めての日本ツアーでもありました。私の演奏を福岡のお客さんがとても温かく受け入れてくれたこと、そして福岡シンフォニーホールの音響の素晴しさにとても感動したことを今でもよく覚えています。ホールの大きさにもかかわらず、音がとても美しく豊かに響き渡り、お客さんと演奏を共有することができました。福岡シンフォニーホールでのオーケストラとの共演も、素晴しい演奏になるでしょう。

福岡のお客さんへ向けてメッセージをお願いします。

お客さんの反応は、我々演奏家一人ひとりの人生に重要な役割を果たしてくれます。お客さんと共に美しい音楽を分かち合うことは、私の人生にとって大変意味のあることです。
福岡は2度目の訪問であり、お客さんとの関係もより深く結びつくことが出来るものと楽しみにしています。この絆がより音楽を愛する心に繋がっていただけるものと期待しています。
福岡でお会いしましょう!



アクロス福岡ウェブサイトより(情報誌より詳しい内容になっています。)


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このサイト www.blechaczinfo.com 独自の著作物を引用なさる場合は、事前に サイト管理人 にご相談くださいますよう、お願い申し上げます。


2009年1月14日水曜日

愛は風のように -- Garou

2月14日東京オペラシティでの、ラファウ・ブレハッチのリサイタル、チケットはほぼ完売とのことです。
友人が本日(1月16日)チケットを購入しようとしましたが、完売。
しかし、ジャパンアーツの会員用に若干A席のみ残っており、友人はなんとかなりました。

↑ ジャパンアーツのサイトによれば、会員分も完売したようです。(1月17日) 


 13歳のラファウ・ブレハッチのファンの女の子が、フランス語のブログの記事を英語にして、友達経由で送ってくれました。
ブログを書いたのは、22歳の別のファンのフランス人です。
英語ブログPreludiaには、基本的に「ブログ」と「ファイルシェア関連」は載せないことにしていますが、
今回は特別です。ありがたくアップさせていただきました。

彼女はフランスのサンピエール・ミクロン島という、ニューファンドランド島の近くの仏海外県に住んでいるそうで、
ブレハッチの演奏会にいける見込みはないけど大好きで、部屋の壁はラファウさんの写真でいっぱいなのだそうです(^^)
演奏会にたくさん行ける日本人がうらやましい、ということでした。(ほんとですね。)

そんな若い頃からあんな美しい音楽に親しんでいたら、より良い人生が送れそうデス。

 こちらは
ラファウさんが車の中などで聴いているとインタビューで言っていた、ガルー(Garou) です。
フランスでは大変人気のある、カナダのフランス語圏の歌手だそうです。
ラファウさんが、ガルー のどの曲を好きなのか知りませんが、これは、セリーヌ・ディオンとのデュエット曲「Sous Le Vent」 です。
「風に吹かれて」、という感じでしょうか?
歌詞を知らないので、検索してみたら、中国語のサイトでタイトルは「在風中」になっていました。

先ほどのフランス人のファンが送ってくれた文章に、
”un vent agréable comme une caresse(そよ風の愛撫のように心地よい)”気持ちのいい日曜日、
ラファウ・ブレハッチの曲が何よりもいちばんぴったりくる、
という一節がありました。
caresse(愛撫)をどう英語にしてよいかわからず、gentle breeze でごまかしたのですが、
私も始めてラファウ・ブレハッチのソロ演奏会をステージで見たとき―それは、栃木の郊外の、東京と違って空が広くある公民館だったのですが―「そよ風」が吹いたように感じました。

「愛は風のごとく」です。





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2009年1月9日金曜日

ベルリンでのラファウ・ブレハッチ by 「ピアニストたちの素顔」

ラファウ・ブレハッチの2008年12月20日、ベルリン放送交響楽団との共演について、
「ピアニストたちの素顔」にレポートが出ていました。

こちらです(ピアニストたちの素顔)
ジャパンアーツアーチストページ (同じ内容です。)

ファンの方が教えてくださいました。
どうもありがとうございます。
いつもメールで楽しくお話させていただいてますが、
演奏会でお会いできれば!ウレシイです。





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2009年1月3日土曜日

ドイツの雑誌「ロンド」とのインタビュー(2007年10月)

ドイツの音楽雑誌「ロンド」とのインタビュー(2007年10月)

ドイツ語のインタビュー記事を英語に機械で変換したものから、ピックアップして日本語にしました。
クリアーじゃない部分が何箇所かありますので、ご了承ください。(じっくりプルーフ・リーディングしていません!!)
私にとって新しい情報があったので、1年前の記事ですが、載せることにしました。

記事の英語とオリジナルのドイツ語はこちらです。
ドイツ語はとても美しい紙面ですよ♪


~自然体で弾きます~ラファウ・ブレハッチ

ロンド:ブレハッチさんは22歳ですが、コンチェルトはいくつ弾かれますか?
Blechacz:ショパンの2つの協奏曲、サンサーンス2番、ベートーベン4番、バッハのイ長調、モーツアルトの他の5つの協奏曲、リストの2つの協奏曲です。

ロンド:あなたのショパンの演奏はどのように生まれたのでしょう?
B:ポーランドにはショパンの伝統がありますが、僕の知識はまだ不十分です。ルービンシュタインやパデレフスキーのCDを持ってますし、ホロヴィッツも知っています。
僕と中国の演奏家、ランランやユンディ・リーとの最大の違いは、彼らのテンポ・ルバートは僕とは違います。
僕の場合は、自然なショパンのピアノの流れで、飾らないやり方です。
(「飾らない」は、naïveにあたるドイツ語が使われています。英語だと、純粋な、素朴な、うぶな。)


(ポーランドを離れず、ナクウォの静けさと孤独が自分には必要なのだという話と、
コンクール後生活が一変したが、グラモフォンや各国のエージェンシーのおかげで充実した仕事ができるという話があり、)


ロンド:他のピアニストの演奏会にいったことがありますか。
B:ありません。エッシェンバッハやプレトニョフとは、指揮者として競演いただいたことはあります。
ミッシャ・マイスキーの演奏会は行ったことがあります。とても素晴らしかった、なつかしいです。

ロンド:コンクールで人に会わなかったのは、自分の考えですか。
B:はい。ポポヴァ・ズイドロン先生も賛成してくれましたし。先生は75年のツィメルマンのコンクールの時、会場にいらしたんですよ。僕にとって世界を知る「耳」でいらっしゃいます。

ロンド:演奏会にあまり行かない今のやり方を続けるのですか。
B:僕にとっては、自分がどう演奏するかが大切です。

ロンド:どの作曲家が大変ですか(汗をかきますか)?
B:シューマン。でもシューマンは好きです。
自分に向かないのは、近代作家ですね。ルトスワフスキ、ペンデレツキ、あと、シマノフスキもほとんどの曲は僕じゃないです。今はモーツアルトやハイドン、バッハなど、逆方向を見てるんですよ。

ロンド:エレーヌ・グリモーやランランといったDGのアーチストは、あなたとはターゲットオーディアンスが違いますか。
B:同じか、もう少し若い層だと思います。
世界中で演奏することをいつも夢見てきました。日本やアメリカでCDが販売されて、本当にウレシイです。特に日本はファン層が広いです。日本人はショパンに夢中ですから。

ロンド:子供のころから続けてきたことはありますか。
B:教会でオルガンを弾くことは、今も続けています。年間の演奏会を40回までに抑えて、自分の時間がとれるようにしています。

ロンド:オフの時は何をしていますか。
B:音楽を聴いて、オルガンを弾いて、車を運転して。。
最近新車を買って、ベルリンに車で行きました。国内のでこぼこ道は父が運転したんですけどね。
読書もします。ドストエフスキーやレシェク・コワコフスキなど読みます。これで時間はいっぱいいっぱいですね。

ロンド:ガールフレンドはいますか。
B: 日本に何人か。各都市にひとりづつです。

ロンド:これは演奏しないという音楽はありますか。
B:室内楽はやりません。将来はあるかもしれませんが、今はソロのレパートリーに集中し、コンチェルトを準備しています。
今はブラームスでさえ、シリアスすぎて僕にはむずかしいです。
ラフマニノフはずっと先になるでしょう。
(ここも意味がクリアじゃないのですが、たぶん、ブラームスとラフマのコンチェルトのことだと思います。)

ロンド:ポーランド人の気質で、自分にあてはまるものはありますか。
B:ポーランド人はメランコリックで感情豊かです。悪天候とか健康とか、自分で変えられない事柄にこだわって悩みます。僕は音楽にこだわってますから、たぶん「メランコリックなミュージシャン」でしょう。
でも、変ですね。今ここですごく楽しいですよ。



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2009年1月2日金曜日

ベルリン放送響メンバーが見たラファウ・ブレハッチ

20日、ベルリンにてショパコンホ短調を演奏したラファウさんですが、
共演したベルリン放送交響楽団の第一バイオリン奏者矢袋美沙さんが、
ご自身のブログで演奏会の感想を書いていらっしゃいます。
こちらです。
矢袋さんの許可をいただきましたので、リンクさせていただきます。

ラファウさんがゲネプロ前に練習している写真が載っていました。

先日引用させていただいたリハーサルの様子も同じく矢袋さんのブログです。
こちらです。

最終章でピアノ部分が終わると同時に拍手、ということで、ショパンコンクールの本選の様子が思い出されますね。


プロの演奏家の方にこのようにあつかましいお願いをしてしまい(汗)、われながらとても失礼なことを、とも思いましたが、
書いていらっしゃることにとても共感してしまい、リクエストさせていただきました。

来年2月、矢袋さんのいらっしゃるベルリン放送交響楽団の音を直に体験できますことを、心から楽しみにしております。

矢袋美沙さん、どうもありがとうございました。


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英語ブログPreludia に、ベルリンの演奏会に行ったファンの感想やレビューなど、順次アップしております。
よろしければごらんください。 



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