Preludia - Unofficial website for Rafal Blechacz

Blog

2009年12月14日月曜日

ブレハッチCDショパン協奏曲のライナーノーツの幻の部分

以前、ショパン・コンチェルトのCDのライナーノーツで、まとめの部分のパラグラフ、ラファウ・ブレハッチの人となりが書かれた一番大切な部分が、まるまるカットされてしまったので、カットされた「まぼろしの部分」をアップします。。。と書きながら、
忘れていました。。。

遅ればせながら、アップします。


・・さらに特筆すべきは、ショパンの2つのコンチェルトを演奏した別の機会のことだ。ラファウの異なった顔を示すこの演奏会は、国立フィルハーモニー管弦楽団、アントニ・ヴィットの指揮により、ピアニストの地元ナクウォ・ナド・ノテチョンで開かれた。当地では適当なコンサートホールがないため、演奏会は教会で行われた。このピアニストの、生まれ故郷に対するとびきりの感謝の印であり、小さな町の住民達にとって、類まれなる経験となった。
(たしかここまではCDに入っていますね。)



ナクウォの教区教会にて、2006年9月2日



ラファウ・ブレハッチは世界で最も素晴らしい若手ピアニストの1人である。類まれなる才能に加え、彼の卓越した知性は、演奏する音楽の深部の理解を助け、彼の高い認識力は、解釈する音楽作品の美的・精神的な局面を確実に把握させる。彼はショパンと同質の感受性を具えていると言われ、おそらくそれゆえにブレハッチは、この同国の作曲家の作品を解釈するよう運命付けられているのだろう。さらにショパンを演奏することで、その前後に生きた作曲家への門戸も開かれた。ブレハッチが古典派やロマン派のレパートリーに加え、ドビュッシーやシマノフスキに注力するのも、従って当然の流れなのだ。彼の才能や人格の特徴は、芸術家的側面と形而上学的・宗教的な側面も併せ持った、深い精神性に根ざしている。彼の多岐に渡る関心の対象には哲学も含まれ、音楽的努力はオルガン音楽のレパートリーにも及ぶ。ラファウ・ブレハッチを個人的に知る人々は、彼の魅力と、何よりも、名声を得てもそこなわれることのない彼の謙虚さに心うたれる。

ヴワディスワフ・ストゥルジェフスキ




マエストロ・セムコフと。


原文(英語、ドイツ語、フランス語)
左のINSIGHTSをクリックしてください。

原文(ポーランド語)


日本版のCDを人にあげてしまったので手元になく、CDに入っていた訳との連続性がとれていません。ちょっと堅すぎるかも知れません。。



***********************

このウェブサイトに引用している画像・文章等は、著作権を有する所有者に属するものがあります。
このサイト www.blechaczinfo.com 独自の著作物を引用なさる場合は、事前に サイト管理人 にご相談くださいますよう、お願い申し上げます。