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2009年11月24日火曜日

文春文庫「新版クラシックCDの名盤・演奏家篇」がブレハッチを絶賛

今月発売になった、文春文庫「新版クラシックCDの名盤」、9年ぶりの改定だそうですが、「演奏家篇」で、いわゆる巨匠たち(取り上げられたピアニストの半分近くはもうこの世にいません。)に並んで、ラファウ・ブレハッチが加わっていました。
宇野功芳氏が「ブレハッチも入れるべき。」と号令をかけたようです。

宇野功芳、中野雄、福島章恭各氏が、さまざまな演奏家に関して、「歯に絹を着せぬ」評価を、まさに「言いたい放題」で述べている中(ここまで言うか!?というのも有り)、ラファウ・ブレハッチに関しては3氏とも「大絶賛」、ネガティブな表現はひとつもありません。
3氏が述べている内容は、「そうよ、そのとおり!」と、ブレハッチのピアノが好きな方であれば、ひざをたたいて、大きくうなずくような表現ばかりです。

「(アルゲリッチ、ポリーニの)衝撃的な想い出がブレハッチのウィーン古典派を聴いたときよみがえった。強靭でありながら、少しも耳障りではない打鍵。指先が鍵盤の芯を常に理想的な強度でとらえているのであろう。それも技巧や美音を誇示するためでなく、譜面に刻印されたハイドン、ベートーヴェン、モーツアルトの音楽的なメッセージを正確に、しかも演奏者自身の言葉で語りつくすために。
ショパンの前奏曲集はコルトー以来の名演である。・・・・協奏曲集も素晴らしい出来。
大変なピアニストが現れたものである。」(中野氏)

「(モーツアルトの)K311の第2楽章など聴いていると、モーツアルトが微笑みながら涙する心に直に触れたようで、胸がいっぱいになってしまう。」(福島氏:彼はデビューアルバム「ピアノリサイタル」も高く評価しています。)

宇野氏の内容は、すでにサンケイ新聞等で書かれていることと大体同じです。
「異常なテクニック!・・・・最弱音のデリカシーにしびれた。・・・」など。

いつもはブレハッチの記事を見つけるとまずPreludiaに、なのですが、これは是非まず日本の方々に読んでいただきたい、と願い、アップします。


普段本はアマゾン等でデリバリーしてもらうことが多いのですが、この本は早く読みたくて、本屋に行きました。今日は貴重なオフ日というか仕事の準備日なのですが、この記事Preludia向けにどう扱おう。。。と、うれしいけどまた頭痛のタネが増えました。

宇野氏はモーツアルトを聴くまでブレハッチの名前も知らなかったそうで(笑)、「優勝したからどうなのだ。・・・・僕は最初の30秒でブレハッチのものすごいうまさと音楽性がわかった。・・・・信用できるのは自分の耳だけ。大切なのは音楽そのものだから。」

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