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2009年1月3日土曜日

ドイツの雑誌「ロンド」とのインタビュー(2007年10月)

ドイツの音楽雑誌「ロンド」とのインタビュー(2007年10月)

ドイツ語のインタビュー記事を英語に機械で変換したものから、ピックアップして日本語にしました。
クリアーじゃない部分が何箇所かありますので、ご了承ください。(じっくりプルーフ・リーディングしていません!!)
私にとって新しい情報があったので、1年前の記事ですが、載せることにしました。

記事の英語とオリジナルのドイツ語はこちらです。
ドイツ語はとても美しい紙面ですよ♪


~自然体で弾きます~ラファウ・ブレハッチ

ロンド:ブレハッチさんは22歳ですが、コンチェルトはいくつ弾かれますか?
Blechacz:ショパンの2つの協奏曲、サンサーンス2番、ベートーベン4番、バッハのイ長調、モーツアルトの他の5つの協奏曲、リストの2つの協奏曲です。

ロンド:あなたのショパンの演奏はどのように生まれたのでしょう?
B:ポーランドにはショパンの伝統がありますが、僕の知識はまだ不十分です。ルービンシュタインやパデレフスキーのCDを持ってますし、ホロヴィッツも知っています。
僕と中国の演奏家、ランランやユンディ・リーとの最大の違いは、彼らのテンポ・ルバートは僕とは違います。
僕の場合は、自然なショパンのピアノの流れで、飾らないやり方です。
(「飾らない」は、naïveにあたるドイツ語が使われています。英語だと、純粋な、素朴な、うぶな。)


(ポーランドを離れず、ナクウォの静けさと孤独が自分には必要なのだという話と、
コンクール後生活が一変したが、グラモフォンや各国のエージェンシーのおかげで充実した仕事ができるという話があり、)


ロンド:他のピアニストの演奏会にいったことがありますか。
B:ありません。エッシェンバッハやプレトニョフとは、指揮者として競演いただいたことはあります。
ミッシャ・マイスキーの演奏会は行ったことがあります。とても素晴らしかった、なつかしいです。

ロンド:コンクールで人に会わなかったのは、自分の考えですか。
B:はい。ポポヴァ・ズイドロン先生も賛成してくれましたし。先生は75年のツィメルマンのコンクールの時、会場にいらしたんですよ。僕にとって世界を知る「耳」でいらっしゃいます。

ロンド:演奏会にあまり行かない今のやり方を続けるのですか。
B:僕にとっては、自分がどう演奏するかが大切です。

ロンド:どの作曲家が大変ですか(汗をかきますか)?
B:シューマン。でもシューマンは好きです。
自分に向かないのは、近代作家ですね。ルトスワフスキ、ペンデレツキ、あと、シマノフスキもほとんどの曲は僕じゃないです。今はモーツアルトやハイドン、バッハなど、逆方向を見てるんですよ。

ロンド:エレーヌ・グリモーやランランといったDGのアーチストは、あなたとはターゲットオーディアンスが違いますか。
B:同じか、もう少し若い層だと思います。
世界中で演奏することをいつも夢見てきました。日本やアメリカでCDが販売されて、本当にウレシイです。特に日本はファン層が広いです。日本人はショパンに夢中ですから。

ロンド:子供のころから続けてきたことはありますか。
B:教会でオルガンを弾くことは、今も続けています。年間の演奏会を40回までに抑えて、自分の時間がとれるようにしています。

ロンド:オフの時は何をしていますか。
B:音楽を聴いて、オルガンを弾いて、車を運転して。。
最近新車を買って、ベルリンに車で行きました。国内のでこぼこ道は父が運転したんですけどね。
読書もします。ドストエフスキーやレシェク・コワコフスキなど読みます。これで時間はいっぱいいっぱいですね。

ロンド:ガールフレンドはいますか。
B: 日本に何人か。各都市にひとりづつです。

ロンド:これは演奏しないという音楽はありますか。
B:室内楽はやりません。将来はあるかもしれませんが、今はソロのレパートリーに集中し、コンチェルトを準備しています。
今はブラームスでさえ、シリアスすぎて僕にはむずかしいです。
ラフマニノフはずっと先になるでしょう。
(ここも意味がクリアじゃないのですが、たぶん、ブラームスとラフマのコンチェルトのことだと思います。)

ロンド:ポーランド人の気質で、自分にあてはまるものはありますか。
B:ポーランド人はメランコリックで感情豊かです。悪天候とか健康とか、自分で変えられない事柄にこだわって悩みます。僕は音楽にこだわってますから、たぶん「メランコリックなミュージシャン」でしょう。
でも、変ですね。今ここですごく楽しいですよ。



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