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2008年8月18日月曜日

ブレハッチのザルツブルグデビューのレビュー(ポーランド)

ザルツブツグ音楽祭リサイタルデビューを果たした、ラファウ・ブレハッチに関する、8月17日付けのポーランドの全国紙Rzeczpospolitaの記事です。


ポーランド語の記事はこちらです。


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「ラファウ・ブレハッチの成功」
by Jacek Marczyński オーストリアにて、8月17日

ザルツブルクで、このポーランド人ピアニストへの拍手は15分以上続いた。
翌日は1日がかりで、多くのインタビューをこなした。

アーチストにとって、この音楽祭でのデビューは、音楽界のヒエラルキーの上層部への飛躍を意味する。

ショパンコンクールでの優勝から3年足らずのラファウ・ブレハッチにとって、
世界の著名なピアニスト達のリサイタルシリーズに名を連ねることは、とりわけ重要だ。
ザルツブルクのモーツアルテウムのステージでは、彼は最初から、
多くの経験有る演奏家がうらやむような自由な解釈で、聴衆を惹きつけた。

一曲目のバッハのイタリア協奏曲は、正直なところ、リサイタルの中で最も弱い曲だと思った。
ラファウ・ブレハッチは自信に満ち、効果的に演奏したが、この曲はもっと内省が必要だ。

リストの曲になり、ブレハッチはより大きな力量を示した。

「森のささやき」が始まり、水滴が滝のように流れ下るパッセージでは、
私の隣に座っていた、上品なオーストリア人が--これまで何度もこの音楽祭でピアニストの演奏を聴いたそうだが--
うっとりとして、キッスするしぐさをした。

「小人の踊り」で小人達を踊らせたとき、彼は皮肉な軽いタッチで弾き、会場はこの夜最初のブラボーの大声援が響き渡った。
ブラボーはこのときだけではなかった。


休憩の後、ラファウ・ブレハッチは究極の勝利へ向け、ショパンの曲を披露した。
コンクールの時と同様スタイリッシュだが、より熟成した演奏だ。

ソナタロ短調は素晴らしい模範となるような解釈、
2つのノクターンop62も同様にグレート、ショパンに新たなクラスが追加され、
アンコールのマズルカ、ワルツがその高みを証明した。

翌日は丸一日、インタビューのために費やされた。
ブレハッチ自身や、彼の新譜の
ハイドン、モーツアルト、ベートーベンについて興味関心が示された。
世界有数の音楽レーベルドイツ・グラモフォンは、新譜発売を10月3日に予定している。

「その頃はヨーロッパにいません。」とブレハッチは弊紙に語った。
「ちょうどその日は、カーネギーホールで、ニューヨークフィルと共演しています。

しかし、今は10月のことは考えず、8月21日の、アムステルダムでのコンセルトヘボウとの共演に集中しています。
その後、休養をとります。

ザルツブルクの前は、スイスのヴェルビエ音楽祭、フランスの音楽祭に出演しました。」



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